【監督コメント】J2第40節ザスパ対京都 試合後に、社長、GM、監督 総退陣発表 森下監督コメント
【結果】J2第40節ザスパ対京都 試合後に、社長、GM、監督 総退陣発表
森下監督コメント「やり続ける意志しかない」
(辞任を発表した都丸晃社長)
(2年契約の1年目で解任となる森下監督)
【結果】
ザスパ 1−1 京都
前半 1−0
後半 0−1
【得点】
23分:高井和馬(ザスパ)
85分:大黒将志(京都)
【戦評】
ザスパはトップに山岸祐也、右MFにカンスイル、トップ下に高井和馬を配置する4−2−3−1のシステム。ザスパは最下位が確定、京都はプレーオフ進出の可能性が消えただけに完全な“消化試合”だった。先手を取ったのはザスパだった。前半23分、高井が自ら得たPKを慎重に決めて先制に成功する。後半40分前まで1−0で耐えていたザスパだが、後半40分にセットプレーから大黒将志にヘッドでのゴールを許して1−1の同点でゲームを終えた。試合後、都丸晃社長、菅原宏取締役GM、森下仁志監督の辞任が発表された。
森下仁志監督
「順位に関しての責任は僕にすべてある」
ゲームに関しては、選手は本当によくやってくれた。たくさんチャンスがあった中で、1点しか取れなかったのは残念だし、チャンスを決めていかないと、大黒君みたいな選手がいると何があるか分からない。そこの部分は、まだまだ改善できる部分だ。選手はよくやってくれた。
Q ボールと人が動いていたが?
要因はこれまでやり続けてきたことができた。名古屋戦の1点目もそうだが、良い部分がたくさん出るようになってきて、選手が理解してくれている。その中で勇気も増えて、きょうは若い選手がたくさん出たが、彼らが成長してくれている。それが大きいかなと。和馬(高井)がPKを取ったシーンはボールが動いていて理想的だったが、勝たなきゃいけない気持ちが出て、守りに入ってしまった。後半はそれを盛り返して、チャンスを決めたかった。
Q 最下位が確定してプレーしやすくなったのか?
選手には聞いていないが、どういう順位であろうが、サポーターが一人でもいる限り全力でやるのは当たり前。そういう姿勢で毎日やっている。
Q 失点について?
大黒のような選手をフリーにしたらやられる。チャンスを決めないといけない。決めないと、ああいうことが起こりうる。
Q わずか5勝で最下位が決定したが?
順位に関しての責任は僕にすべてある。名古屋戦もそうだが、選手は成長している。京都も闘莉王はいないが弱いチームではない。そういう相手にできる部分もあった。プラスの部分もないわけではない。やり続けるだけ。
Q 進退は?
進退はクラブに預けている。好きなサッカーを不自由なく毎日やらせてもらっていて、グラウンドに立たせてもらっていて、幸せな環境にいる。どういう状況であれ、純粋にやり続けるだけ。立っている間は、やり続けるだけ。
Q クラブからやってくれと言われたら、やるのか?
もちろん。それはいつもそういうスタンスでやっている。
Q 監督自身の意志はどうなのか?
僕はやり続ける意志しかない。
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