【戦記】J2第41節 ザスパ対愛媛 後半に守備崩壊、戦術なき戦いの悲しき結末
【戦記】J2第41節 ザスパ対愛媛 後半に守備崩壊し2−4敗戦
戦術なき戦いの悲しき結末
【結果】
ザスパ 2−4 愛媛
前半 0−1
後半 2−3
【得点】
10分:西田剛(愛媛)
57分:カンスイル(ザスパ)
59分:河原和寿(愛媛)
70分:カンスイル(ザスパ)
71分:西田剛(愛媛)
87分:丹羽詩温(愛媛)
【戦評】
安定の「弱さ」だ。そもそも、勝つ気があるのだろうか。今季限りの退任が決まって開き直った森下仁志監督だったが、やはり“持って”いなかった。このゲームでも、選手起用がハマらず、迷走を繰り返した。
ザスパは開始早々の前半10分にあっさりと失点を許す立ち上がり。前半を0対1で折り返すと、後半は一時、意地をみせた。カンスイルの2ゴールで2対2としたが、同点にした直後の後半26分に3点目を許すと、終了間際にもダメ押し点を許して、最終的には2対4の完敗となった。森下仁志監督は「若い選手の甘さを払拭できなかった」とコメントした。
ザスパは最近9試合勝ちなしで、後期は1勝4分15敗。シーズン終盤になっても何の積み上げも見せられないチームは、次節ホームで今季最終戦を迎える。
戦術なき戦いの悲しき結末
今季の「ヌルさ」をあらためて証明するゲームだった。森下仁志監督は「謙虚さや、ひたむきさが足りず、自分たちの立ち位置を間違えている」と他人事のようにコメントした。チルドレン偏重の無責任な森下サッカーの悲しき結末だった。
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