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【Gマガ】ザスパ開幕5試合 まとめ〜これからどう戦うべきか〜

ザスパ開幕5試合 まとめ

〜これからどう戦うべきか〜

1節フォーメーション

第1節 ザスパ対福島 【3−4−3】

ザスパ(1−2)福島

 

【得点】

7分:大久保哲哉(ザスパ)

48分:宇佐美宏和(福島)

85分:ニウド(福島)

 

【戦評】

J3開幕戦でザスパが福島に1対2の逆転負けを喫した。ザスパは開始7分に、大久保哲哉がPKを獲得、それを自ら決めて先制に成功する。1対0で前半を折り返したが、後半3分にセットプレーから失点すると、終了間際の後半40分にクロスの折り返しを福島・ニウドに蹴り込まれて、痛恨の逆転負けとなった。松下裕樹は「J3は甘くはないと思っていたが開幕戦から厳しさを身にしみて教えられた。先制したので勝点3を取らなければいけなかったのに、こういう結果になってしまった」と厳しい表情をみせた。ザスパは次節(2節)でホームに秋田を迎える。

 

【シュート数】 

6本(前半4本、後半2本)

 

2節フォーメーション

第2節 ザスパ対秋田 【4−4−2】

ザスパ(1−0)秋田

 

【得点】

21分:松下裕樹(ザスパ)

 

【戦評】

ザスパが、J3第2節のホーム開幕・秋田戦に1−0で勝利した。開幕戦で福島に敗れたザスパは、負けられない気持ちを前面に出して戦った。前半21分、風間宏希の右CKから松下裕樹が低弾道のミドルシュートを蹴り込み、先制に成功する。後半は、一進一退の攻防が続き、終盤は昨季J3優勝の秋田が執念の攻撃をみせたが、ザスパはチーム一丸となった守備でゴールを死守。1対0で逃げ切り、J3初勝利を挙げた。布啓一郎監督は「開幕戦で敗れたため『連敗はしない』を合言葉にやってきた。無失点での勝利はチームの自信になる」と笑顔をみせた。決勝点を決めた松下は「サポーターと一緒にJ2へ戻るためにこれからも一戦一戦、必死に戦っていく」と雄叫びを挙げた。

 

【シュート数】

5本(前半2本 後半3本)

 

4節フォーメーション

第4節 ザスパ対琉球 【4−4−2】

ザスパ(0−2)琉球

 

【得点】

9分:富所悠(琉球)

79分:枝本雄一郎(琉球)

 

 

【戦評】

 

失意の敗戦だった。ザスパは前半9分、右FKを直接決められて先制を許す展開。失点後は、平繁龍一、岡田翔平らがチャンスを迎えたが、決めきれずに0−1で前半を折り返す。後半、大久保哲哉を投入し、平繁と2トップを組ませたが、後半7分に平繁が負傷退場。ザスパは、1点を追って決死の攻撃を仕掛けたが、ゴールが遠く、逆に後半34分に元ザスパの枝本雄一郎に追加点を決められて力尽きた。ザスパは3試合を終えて、1勝2敗。布啓一郎監督は「3試合で1勝2敗はスタートとしては厳しい結果だ。勝点を積み上げられるように1試合1試合やっていくしかない」と語った。

 

【シュート数】

9本(前半7本 後半2本)

 

5節フォーメーション

第5節 ザスパ対盛岡 【4−2−3−1】

ザスパ(1−1)盛岡

 

【得点】

32分:風間宏希(ザスパ)

67分:藤沼拓夢(盛岡)

 

 

【戦評】

痛恨のドローだ。ザスパは岡庭裕貴、永藤歩、星原健太が今季初先発、スタメンを大幅に入れ替えてゲームに臨んだ。序盤からリズム良くボールを動かし、シンプルにゴールへ向かう。前半32分、ペナルティーエリア左45度から風間宏希が技ありのコントロールショットでファーサイドネットを揺らして先制に成功。得点後は盛岡のカウンターに苦しむシーンもあったが1−0で折り返す。後半早々、永藤が独走しチャンスを迎えるが決めきれず。後半22分、盛岡のカウンターからDFが振り切られて、同点ゴールを奪われる。ザスパは勝点3を狙ったが、盛岡の勢いに押されて防戦一方。終盤は決死の戦いをみせたがゴールが遠く、ドローに終わった。

【シュート数】

6本(前半6本 後半1本)

 

 

6節フォーメーション

 

第6節 ザスパ対鹿児島 【4−4−2】

ザスパ(0−2)鹿児島

 

【得点】

 

61分:野嶽惇也(鹿児島)

83分:野嶽惇也(鹿児島)

 

【戦評】

 

J2復帰に黄色信号が点灯する敗戦だった。ザスパは平繁龍一が2試合ぶりに先発に復帰、大久保哲哉との2トップで鹿児島を迎え撃つ。前半から攻守のリズムがつかめないザスパは前半をスコアレスで折り返すと、後半に相手の攻撃を受ける時間が増えていく。後半16分、防戦一方になると右サイドのクロスから失点を喫してしまう。1点ビハインドとなったチームは、岡田翔平、大島康樹を投入し反撃に出るが1点が遠い。終了間際の後半38分にはカウンターから2点目を献上。0−2となったあとは総攻撃を仕掛けたが、0−2のまま敗れた。布監督は「崖っぷちに立たされてしまったと思う。ここから立て直すための一歩を踏み出さなければいけない」と語った。

 

【シュート数】

3本(前半1本 後半2本)

 

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