無料記事【お知らせ】元ザスパ指揮官の服部浩紀氏率いる「ルーヴェン高崎」が新中1セレクション開催
無料記事【お知らせ】元ザスパ指揮官の服部浩紀氏率いる「ルーヴェン高崎」が新中1セレクション開催
元ザスパ指揮官の服部浩紀氏が監督を務めるサッカークラブ「ルーヴェン高崎」が今秋、2020年度ジュニアユース(新中学1年生)のセレクションを行う。現小学6年生が対象で、9月26日、10月31日、11月28日に、高崎市中島町の人工芝専用グラウンドで開催。クラブは、セレクション参加希望者を募集している。
【日時】
9月26日(木)19:00〜20:30
10月31日(木)19:00〜20:30
11月28日(木)19:00〜20:30
【問い合わせ】
(高崎市中島町のルーヴェン高崎人工芝グラウンド)
服部氏は2013年にクラブを設立、2015、2016年にザスパ指揮後の2017年からルーヴェン高崎で本格指導。クラブは2017年にG2リーグからG1リーグへ昇格、2018年にはG1リーグからウルトラリーグへ昇格を果たし、最短で群馬のトップリーグへたどり着いた。クラブは2017年に人工芝専用グラウンドやクラブハウスを整備、選手たちのために環境を整えている。
服部氏に、ルーヴェン高崎の“現在地”について聞いた。
服部浩紀氏
Q ルーヴェン高崎はどんなクラブなのでしょうか?
「2013年にスタートした新しいクラブです。ジュニア、ジュニアユースのほか、サッカースクールも行なっています。高崎、前橋、伊勢崎など広いエリアから選手たちが来てくれています」
Q 練習環境は?
「前橋、伊勢崎、藤岡、玉村町などに近い高崎市中島町に専用グラウンドがあります。グラウンド2面で、2017年にはそのうちの1面を人工芝化、グラウンド近くにクラブハウスも新設しました。大きな可能性を秘める子どもたちに、良い環境でプレーさせてあげたいと考えています」
Q 選手たちの成長ぶりは?
「チーム(U15)は2017年にG2からG1リーグへ昇格、2018年にはG1からウルトラリーグへ昇格しました。2016年はU12が全日本少年サッカー群馬大会準優勝、2018年度にはU13が会長杯で準優勝しています。小学校時代に実績のない選手たちが、努力することで結果を残してくれていることに成長を感じます。次の目標はタイトルを取って、群馬のトップになることです」
Q トップになるためには?
「ルーヴェン高崎では、選手の自主性を大切にしています。サッカーをするのは指導者ではなく、選手たち。サッカーをやらされるのではなく、自分たちの意志で、考えながらプレーすることを求めています。チームは群馬のトップを狙える位置まで来ているので、ここから先は選手たち自らの力でつかみとってほしいと思っています。私たち指導者は、そのサポートをしています」
Q ザスパでの監督経験を踏まえて、子どもたちに伝えたいことは?
「子どもたちはプロ選手ではありません。職業としてサッカーをやっているのではなく、うまくなるために練習をしている。結果がすべてではなく、選手として、人として成長してほしいと思います。あいさつや礼儀、仲間を思いやる気持ちなど人としての土台ができれば、選手としても必ず成長できます。あとは、より高いレベルを目指す強い気持ちが大切です。プロの世界では、そういう選手がステップアップしていけるのだと思います。子どもたちには、より高い目標を持って、努力してほしいと思います」
Q いまザスパがJ3で首位を走っている。
「いまはザスパの監督ではないのでチームについて話す立場ではないですが、点が取れていて、負けないチームになっている印象を受けます。残り試合も少なくなっているようですが、上位直接対決や重要な大一番で、力を発揮して勝ち切ることが必要になってくると思います。そういうゲームは、内容ではなく結果。内容が悪くても、泥臭く勝つという強い気持ちが大切なのではないでしょうか。ルーヴェン高崎がタイトルを取るにはそういう部分も必要になるので、子どもたちに伝えていきたいと考えています」
(2019.09.18)