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【Gマガ】ザスパ草津チャレンジャーズレポート

 

県1部リーグ5連覇確定!

いざ関東昇格決定戦へ

 

 

 

 

ザスパ草津チャレンジャーズレポート

 

1節残してリーグ優勝確定

ここからが本当の戦い

 

2019年度 

第50回群馬サッカーリーグ1部/第11節

(9月15日)

 

チャレンジャーズ6-0tonan前橋サテ

 前半(1−0)

 後半(5−0)

 

【得点者】

9分:清水 大士

60分:操 将真(PK)

78分:操 将真

85分:清水 大士

90+1分:操 将真

90+2分:畠山 友志

 

重要な一戦制しリーグ優勝へ

 

トップチームが6連勝を飾った翌9月15日、ここまでの県リーグを8戦全勝で来たチャレンジャーズは、リーグ優勝を占う上で最も大事な試合となるtonan前橋サテライト戦を迎えた。

 

前節のFC JOBU戦(6-0)同様、この日も気温30度を超える難しいコンディションの中での試合となったが、前半9分に清水大士が早々と先制点を奪うと、その後は「出る時・待つ時」のメリハリをしっかり考え、体力を温存しながら戦うしたたかさも見せながら、落ち着いてゲームを進めていく。

 

そして後半に入っても、チャレ優勢の構図は変わらなかったものの、時間が経つにつれて両者の運動量にハッキリと差が見え始めていく。そして後半14分、関口の突破からPKを獲得すると、これを操将真がしっかり決めて追加点を奪い、この時点で完全に勝負あり。その後も効果的な攻撃から追加点を重ね、終わってみれば地力の差をみせつけて6−0の完勝。続く群馬教員戦でも勝利し県リーグ5連覇を確定させた。

 

少数精鋭でリーグ全勝

 

さて今季のチャレンジャーズについてだが、県1部に上がってから最も少ない13人体制でスタートした。しかし、1月途中に清水大士(流経大柏卒)が加入、吹田諒もケガから復帰するなど、徐々にチームとしての形が出来ていく中で春先の天皇杯予選を迎えたが、ここでは惜しくもPK戦で敗退してしまった(4-4/PK4-5上武大学)。結果的に敗れてしまったものの、新チーム結成から実質1か月という段階で迎えた上武大学戦で、互角の展開を繰り広げたチームに、大きな期待を抱いたのもまた事実だった。

 

 

だがこの直後、コンディション不良を理由に1人離脱し、県リーグ開幕後にまた1人離脱。その後、2月から練習生として参加していた金盛煥(キム・ソンファン)が正式加入したものの、夏のインターバル前にさらに2人が退団し、木村直樹監督、後藤聡志コーチの兼任2人を除けば、メンバーが12人しかいない状況に陥ってしまった。

 

 

昨シーズンはリーグ前半戦を終えた時点で2敗を喫し、自力優勝が消えそうになる時期もあるなど、当初から「チーム力の不安」はあった。だが今季は「人数」が課題であり、もしケガ人が複数出てしまった場合、選手が足りなくなるという切羽詰まった問題と直面していた。そして昨年の志村駿太のように、トップからチャレにレンタルされる選手もないまま、関東社会人サッカー大会に向けての選手登録期限となる831日が迫りつつあった。そんな中で、夏から練習生として参加していた畠山友志が加わり、なんとか控えが「2人」いる状況にはなった。

 

既存選手と新戦力の融合

 

こうして、今年の関東社会人大会を迎えるメンバーが確定したチャレ。実質13人だけで戦うことになるが、少ないメンバー構成ゆえに得意なポジションでプレー出来ない選手は何人もいる。昨年サイドバックにコンバートされた仙葉秀一は、自慢のスピードと身体能力の高さを見込まれ、今シーズンからはCBにも挑戦し、ユーティリティ性をさらに伸ばしているが、木村監督も「カバーリングのセンスなどが、ゾノ(有薗真吾、現・奈良クラブ)みたいな感じになってきた」と話すように、今後は代役ではなく本格起用の可能性も大きくなってきた。

 

また、監督がシーズン当初から「器用な選手」と評する高卒新人の関口蓮(日本学園出身)は、アタッカーとサイドバックの両方をこなしながら、早くもチームに欠かせない存在になりつつある。そしてエース操将真だが、昨年は「前線でのチームプレー」を優先する場面も多かったが、今年は前線で体を張れる清水の存在もあり、エースとしての役割を存分に発揮し、ここまでのリーグ戦9試合で22得点を挙げるなど、それぞれが与えられた役割をしっかりこなし、チームのため、自分のため、着実に成長を続けている。

 

しかし、今のチャレンジャーズは「自分のため」という概念は捨て去らないといけない。4年連続で関東リーグ昇格を逃し続けたことを踏まえれば、今年は本当に「勝負の年」であり、来年以降もチームが続いていくために、昇格という結果がどうしても欲しいのである。トップを含めてクラブ予算が限られている状況だからこそ、チャレンジャーズはトップ以上に結果が求められていることを、常に感じ続ける必要もあるだろう。

 

リーグ優勝は決まったが、ここから先が本当の勝負だ。「覚悟の差」が勝敗を分けていくことになる。チャレは、少数精鋭ならではチームワークで、ここから始まる「厳しい戦い」へ備えていく。

 

(2019.09.25)

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