無料記事【結果】第53回関東社会人サッカー大会2回戦 チャレンジャーズ2回戦突破し準決勝へ
【結果】第53回関東社会人サッカー大会2回戦
ザスパチャレンジャーズ
苦しみながらも準決勝進出!
昇格に向けての大一番は優勝候補が相手
【結果】
チャレンジャーズ3-2 山梨学院大学ペガサス
前半(3−1)
後半(0−1)
【得点】
2分:清水大士(チャレ)
6分:操将真(チャレ)
12分:島大地(ペガサス)
41分:清水大士(チャレ)
77分:梶原寛斗(ペガサス)
(ペガサスの得点者に誤りがありました。
12分は、島大地選手のゴールです。訂正させていただきます)
【スタメン】
GK 小林紘大
DF 田沼和樹
DF 仙葉秀一
DF 西野虎太郎
DF 関口 蓮
MF 大澤靖信
MF 金 盛煥
MF 吹田 諒
FW 操 将真
FW 渡辺悠太
FW 清水大士
【交代】
なし
【控え】
GK 後藤聡志
DF 木村直樹
MF 荻谷嵩人
MF 畠山友志
【戦評】
2回戦 山梨学院大ペガサス戦に臨んだチャレンジャーズが、辛くも逃げ切り準決勝進出を果たした。
サッカースタイルだけではなく、平均年齢もチャレに近い山梨学院大サッカー部のセカンドチームであるペガサスとの対戦ということもあり、拮抗した試合展開が予想されたが、序盤から点の取り合いとなっていく。
開始直後の前半2分、ロングボールを受けた清水大士がうまく体を入れ替え、そのままシュートを放つと、これが決まってチャレが先制。さらに続く前半6分、大澤靖信からのFKを操将真がダイレクトボレーで合わせ、2点のリードを奪う。
前半12分、パス交換ミスからボールを奪われ1点差となるが、その後は両者とも落ち着きを取り戻し、徐々に拮抗した展開になっていく。このまま前半終了を迎えるかと思われた前半41分、清水が貴重な追加点を挙げ、チャレが3対1で前半を折り返す。
後半も前半同様チャレのペースで試合が進んでいったが、時間が経つにつれてチャレに疲労が見え始めていく。そんな状況に対し、ペガサスは立て続けにフレッシュな選手を投入して流れを変えていく。ちゃれは後半26分にPKを与えてしまい、1点差に詰め寄られてしまう。ラストの20分、本当に苦しい戦いとなってしまったが、GK小林紘大のファインセーブと、スピードに勝る仙葉秀一のカバーリングによって相手の反撃を抑え切り、辛くも勝利を収めた。
16日の準決勝は、エリース東京FCが相手
チャレンジャーズはこの結果によって16日に行われる準決勝にコマを進めた。ここで勝利すれば、関東リーグ2部昇格を大きく手繰り寄せることになる(注1)が、その相手は今大会の優勝候補筆頭・エリース東京FC(東京1位)であり、厳しい戦いとなることは間違いないだろう。関東リーグの常連であり、都リーグ降格となったのは過去20年間で2007年と今年の2度しかなく、大学リーグやJFLといった高いレベルでのプレー経験豊富な選手も多いクラブだ。
非常に手強い相手ではあるものの、準決勝までは1週間のインターバルがある。人数の少ないチャレンジャーズにとっては疲労回復の貴重な時間となる。さらに相手を徹底的に分析した上で対策を練っていけば、決して勝てない相手ではない。昇格に向けて、楽な試合はひとつもないのはトップもチャレンジャーズも同じ。チャレンジャーズにとって16日の準決勝は、チームのプライドと運命をかけた大一番となる。
【注1】
本来のレギュレーションであれば、関東社会人大会の優勝、準優勝チームが関東リーグ2部へ昇格するが、JFLに所属する流経大ドラゴンズ龍ヶ崎(茨城県)に降格の可能性が出てきており、もし(関東リーグへの)降格が決定した場合は、関東社会人準優勝クラブが、関東リーグ2部8位のヴェルフェ矢板との入替戦に回る。なお、ドラゴンズがJFL残留を果たした場合、または、関東リーグ優勝のVONDS市原がJFL昇格を決めた場合は、入替戦がなくなり、準優勝クラブも関東2部昇格となる。
【次戦情報】
第53回関東社会人サッカー大会準決勝
11月16日 13:30KO
@さくらスタジアム(栃木県)
vs エリース東京FC
(2019.11.06)