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無料記事【結果】関東サッカーリーグ2部後期第1節 チャレンジャーズ対横浜猛蹴 無念のスコアレス

【結果】関東サッカーリーグ2部後期第1節

チャレンジャーズ対横浜猛蹴

 

試合中盤までゲームを支配するも手痛いドロー発進

終盤に交代カードの差が出てしまい我慢の時間へ

 

 

 

【結果】

チャレンジャーズ 00 横浜猛蹴(よこはまたける)

前半(0−0)

後半(0−0)

 

【スタメン】

GK32   後藤聡志

DF6     関口蓮                             

DF2     仙葉秀一

DF8    吉原隼加

DF20   藤井惇

MF22   大澤靖信

MF7  荻谷嵩人

MF23    吹田諒

MF9   高橋優人

FW18    渡辺悠太

FW28   清水大士

 

【控え】

GK24   岩﨑勇希

DF15     小寺薫

DF16      末田翔

DF30     木村直樹

FW10     操将真

 

 

 

【戦評】

 

チャレンジャーズが所属する関東サッカーリーグ(2部=後期)が7月11日に開幕した。コロナの影響で前期が中止となり、3カ月遅れのスタートだった。

 

初戦の相手は、昨年まで関東サッカーリーグ1部で戦っていた横浜猛蹴であり、県リーグレベルで戦っていたチャレンジャーズが、1部リーグ同等の力もある相手とどう戦うかが注目されたが、いい意味でチャレンジャーズのパフォーマンスは予想を裏切ってくれた。

 

 

今季から、トップチーム同様4−4−2の形に変えたチャレは、前線からのハイプレッシャーで高い位置でボールを奪うと、自慢の連携で相手を圧倒していく。主力と目された、操将真(ベンチ入りのみ)、高松琢人、キム・ソンファン、田沼和樹の4人をコンディション不良で欠く状態でありながらも、ボランチに入った2年目の荻谷嵩人が躍動することでチームの勢いが加速。また、新加入の吉原隼加も、準備期間2ヶ月という中でCBの大役をしっかり果たしていく。

 

しかし猛蹴は、チームとしての経験値が高く、少ないチャンスながらも、チャレの高いラインを逆手に取ったロングボールとショートカウンターで対抗してきた。

 

攻めるチャレ、守る猛蹴という構図は後半になっても変わらず、このまま行けばチャレがゴールをこじ開けるのは時間の問題か?と思われたが、62分の給水タイムを境に猛蹴ベンチが一気動き出し、ここから終盤にかけて5枚の交代カードを切っていくことで、試合の流れを一気にひっくり返していく。

 

チャレは、怪我やコンディション不良などもあり、「スタメンの11人で戦うしかない」という状況に陥る。前線からのプレスがかからず、全体のラインもズルズル下がってしまい終盤は防戦一方に。しかし、最後まで集中だけは切らさず、しっかり体を寄せることで相手のシュートを未然に防ぎ、ゴールを許さなかった。初戦は、スコアレスドローで勝点1発進となった。

 

 

 

 

 

 

木村直樹監督

 

「前半の内容を思えば、勝ちが欲しかった試合です。相手は交代枠の6をうまく使って流れを変えましたが、こんなことを言ってしまうのもなんですが、やはり交代メンバーの差が結果を分けたとも思いますが、交代カード(控え)が揃っていれば、また違った結果を見せられたかな、とも思っています」

 

―3月以降、大きくチームが成長したとは思いますが?

 

「やっぱり、コロナの影響は良い意味で大きかったと思います。当初のまま4月で開幕していたらちょっと厳しかったかもしれませんが、延期されたことで時間が作れたことにより、チームがしっかり一つになれたとも思っています。ただ、それでも今日は勝ちきれなかったという結果が残りましたが、来週の試合でコンディション不良の選手たちがすぐに戻ってくる訳ではないので、今日のメンバーをベースに『どうやって勝ち切るか?』『どうゴールを奪うか?』を次戦(7/19)までに詰めていきたいと思います」

 

 

大澤靖信主将

「ハッキリ言えば、勝てる試合を落としてしまったという印象しかありません。相手(猛蹴)は実質関東1部レベルと言われていました、自分たちのサッカーはしっかり出来ていたし、それほど怖さというものを感じませんでした。だからこそ、勝ちきれなかったこと、得点を奪えなかったことが残念ですが、気持ちを切り替えて次戦勝ちきれるようにしっかり準備をしていきたいです」

 

 

藤井惇

「このチームは、今日の相手よりもっと上の相手と戦って準備してきたので、この結果は残念というしかないですし、何よりも『メンタルの弱さ』がこの結果の要因だと思っています。若い選手や経験値の少ない選手が多いこともあるんだと思いますが『この時間帯で絶対に点を取らなければいけない』という気持ちがまだ弱いかな?とも思います。僕個人の話になりますが、チャレ退団後、関東1部のVONDS市原で3年プレーさせてもらいましたが、Jリーグ経験者も多く、選手たちは『ここだぞ』という部分をちゃんと理解していたし、そういう場面でしっかり声を出して伝えていました。そんな意識の部分を含めて、僕やヤス(大澤靖信)で変えていきたいと思います」

 

次戦情報

関東サッカーリーグ2部後期第2節

桐蔭横浜大学FC vs ザスパ草津チャレンジャーズ

719日(日) 16:00キックオフ

会場:桐蔭学園多目的グラウンド

※試合は無観客で開催

 

 

(2020.07.13)

 

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