松浦拓弥「いかにシャドーの選手やトップの選手がボールを引き出してスピードを上げられるかが重要」……5/6 練習レポート
5月5日、6日と、約3カ月ぶりに横浜FCの練習が公開された。
本来、今季から練習は公開の方針だったが、神奈川県のまん延防止措置と、開幕前から断続的に選手に新型コロナウィルス感染陽性判定者が出たため再開が延び延びになっていた。この日はクラブメンバー約20人とメディアが練習場を訪れ、トレーニングに励む選手たちを見守った。
ウォーミングアップからボール回しを約20分と長めに行ったあとは、4日の熊本戦にある程度の時間出場したメンバーは軽くランニングして終了。連戦だけにコンディション調整が最優先というところ。残りの組はゴールを使わないポゼッショントレーニングを約20分、その後はミニゴールを複数使ったミニゲームを行った。
怪我で戦列を離れている齋藤功佑はミニゲームまでフルメニューをこなした。動きも軽く、復帰間近にあることを感じさせた。ガブリエウもフェイスガードをつけて最後までメニューをこなした。また今季の特別指定が承認された近藤友喜も練習に参加している。こちらはまだ四方田サッカーを吸収中というところか。
練習が公開され、ファンサービスも接触を伴うサインはNGだが写真撮影はOKとなった。残念ながら取材のほうは、任意の選手を勝手に呼び止めて話を聞くこと(いわゆる“ぶら下がり”)はできず、メディア側にリクエストをとって一人だけが対応する形になった。この日は松浦拓弥が対応し、コメント全文は次ページで。
四方田修平監督の取材対応も翌日にオンラインでということになったが、帰り際にメディアに声をかけてくれて、世間話を少し。「プロですから、やっぱりサポーターの方に見てもらうのはいいですね。いい緊張感、モチベーションにもなる」と、だんだん戻ってきた日常を喜んでいた。
今後の予定では、当面は週に1日の練習公開になるようだ。選手取材もこの日と同様になるが、ぶら下がりについては折を見て解禁する意向はあるそうなので期待したい。