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互いに良さを消し合った末のドロー……2022シーズンJ2第20節・東京ヴェルディ戦(H)マッチレビュー

▼2022明治安田生命J2リーグ 第20節

6月5日(日)14:03キックオフ/ニッパツ三ツ沢球技場(7,146人)
横浜FC 1-1 東京ヴェルディ
【得点】
54′ 東京V/平智広
55′ 横浜FC/イサカ・ゼイン

 

 リーグ戦も半分近くを消化して、どのチームもシーズン前に掲げた目標に対し、“今やっているサッカーでいいのか?”と向き合う必要に迫られるころだ。大宮は監督を交代した。横浜FCも勝てない時期を経て、サウロ・ミネイロとハイネルを組み込んでマイナーチェンジ、あるいは進化の第2段階に入っている。

中位以下に沈んでいる東京Vもまた、同じように考えるのは当たり前のこと。守備で明らかな弱点を晒しながら、“得点は取れているから”では済まない状況になってきたということか。あるいは平智広やンドカ・ボニフェイスといった本来の主力守備陣が戻ってきたためか。ともかく事前に予想したように、サウロや山下諒也が走り回る展開にはならなかった。小池純輝の言葉を借りれば、「お互いに良さを消し合った」ということになる。

【選手交代】(横浜FCのみ)
69′ ゼイン→山下
79′ 手塚→和田、サウロ→千真、長谷川→松浦
88′ 拓海→高木

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