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コラム『データで考える』……本当に前半○→後半×の試合が多いのか?

 

先週末のアウェイ金沢戦で対戦が一巡し、次節からJ2は後半戦を迎える。

金沢戦は11分に先制点を奪うなど前半は横浜FCペースで進んだが、後半開始から防戦一方となり、75分に追いつかれて引き分けに終わった。監督会見でつい、「前半は良い内容で、後半は押し込まれる試合が続いていますが?」と聞いてしまったのは、水曜日の天皇杯2回戦・ソニー仙台戦で、JFLチームを相手に前半で2点をリードして折り返しながらも後半は防戦一方となり結果的に延長PK戦までもつれ込んだ記憶が生々しすぎたためだ。

四方田修平監督は冷静に「続いているとは思っていません」と反論し、「ヴェルディ戦も山口戦もそうした展開ではありませんでした」と続けた。リーグ戦に関してはまさにその通り。どうしてもこういう試合の印象は強く記憶に残り、そんな試合ばかりだったと思ってしまいがちだ。リーグ前半戦が終わったタイミングでもあり、ここまで21試合がどうだったか振り返ってみる。

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