【レビュー】「ドロー決着も5試合ぶりのゴールが見せた可能性」(2012/4/16)
秀逸だったダブルボランチの動き
4月15日に福岡県のレベルファイブスタジアムで行われたJ2リーグ第8節対アビスパ福岡戦。試合は1対1の引き分けに終わった。これで水戸は5試合勝利なし。またしても勝利をつかめず、トンネルから抜け出すことはできなかった。しかし、手ごたえのなかったゲームではなかった。むしろ、チームの確かなる成長を感じさせるゲームであった。
開始5分、右サイドからゴール前に入れられたシュート気味のクロスを坂田大輔に合わせられて先制点を奪われてしまう。どうしても取りたかった先制点を奪われ、チームは浮き足立つかと思われた。だが、そこから水戸は進化した姿を見せた。その中心となったのが、ボランチだ。中盤でボールを落ち着かせ、左右に効果的なさばきを見せる。これまで左サイドに偏りがちだった攻撃も、この日は左右バランスよく攻めることができ、失点以降水戸が福岡を圧倒する展開となった。
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