デイリーホーリーホック

【HHレポート】ヒューマンストーリー「株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック 沼田邦郎代表取締役社長」第2回(全3回)「社会人リーグ~水戸ホーリーホック取締役時代」(2012/4/17)

「じゃあ、リーグ戦作っちゃうべよ」

 「仕事の後、休日にサッカーするのは、リフレッシュできるから。汗かいて気持ちいいものね。みんな熱くなっちゃって、怪我とかするんだけど(笑)」。
 家業を継いだ沼田は、水戸市内で最古の社会人チームである水戸サッカークラブに所属した。常陽銀行、水戸信用金庫、水戸市役所、茨城県庁など8チームが対戦する茨城県社会人リーグでサッカーを楽しんでいた。

 ポジションは「勝手気ままな」FW。「持ち味は強いて言えば、ガムシャラにボールを追うこと。下手だから動いたし、ディフェンスもちゃんとしていた。結構点数取っていた」。
 自営業で時間の融通が利き、持ち前のフットワークの軽さも相まって、20歳の頃から水戸市サッカー協会の手伝いを始めた。社会人リーグのまとめ役を買って出て、23歳で同協会の理事を任されるまでになっていた。

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