デイリーホーリーホック

【HHレポート】[HOLY SPONSORS]第3回・株式会社筑波銀行「J1昇格への継続的な支援をしたい」(2012/9/18) ※全文無料公開

水戸ホーリーホックを支えてくれるスポンサーさんにお話を聞く企画「HOLY SPONSORS」。第3回目にレポートさせていただいたのは、9月2日のガイナーレ鳥取戦からピッチ看板スポンサーとして水戸を支援していただいている「株式会社筑波銀行」です。どのような思いを抱いて水戸のスポンサーとなったのか、記者会見の模様をお伝えします。

ピッチ看板スポンサー・株式会社筑波銀行
株式会社筑波銀行 頭取 藤川雅海さん

当行、平成22年3月に合併以来、2年半が経ち、茨城県内ほとんどの地域に支店を根ざす事が出来ました。その中で常日頃、地域の中で何が出来るかと考えてきた訳でございます。合併の前の茨城銀行、関東つくば銀行、それぞれの銀行では出来なかった、本当の茨城県全体を見た中での活動というのを、合併以来進めて来ております。当行は3月11日の東日本大震災の直後、「地域復興支援プロジェクト『あゆみ』」を立ち上げて、地域の復興支援を行っている所でございます。色々な地域で「あゆみ」が認知されておりまして、色々な場所で地域に根ざした活動をしております。

地域金融機関というものは、銀行ですから預金を集めて融資をするというのが本業ではございますが、地域の中で何が出来るか、地域に根ざした活動も当然求められる訳でございます。そうしたことから「あゆみ」を超えて、震災とはまた別に色々な意味での地域の振興に、我々としては力を貸して行きたいという風に思っております。

そうした中で、沼田邦郎社長と会う機会がございまして、水戸ホーリーホックは非常に頑張っていらっしゃる、特に今年はJ2の中でも非常に活躍していることを知りました。我々は水戸に11拠点がございます。当行の本部はつくば市、本店は土浦市でございますが、土浦以外に11拠点もある市はないので、水戸市も当行の中心とした所でございます。そうしたことからも、応援しようということになりまして、ピッチ看板を置かせていただくことになった次第であります。

当行は10月に「筑波銀行『あゆみ』杯 第1回茨城県学童選抜軟式野球大会」を開催するなど、サッカーに限らず、色々な所の地域を応援して行きたいと思っております。その中でサッカーは、当行の行員にも非常にファンの多い水戸ホーリーホックの支援をさせて頂く事に致しました。J1を目指して頑張って頂きたい、そういう意味合いも込めまして、銀行全体を挙げてご支援申し上げたいと思います。水戸ホーリーホックには是非とも頑張って貰いたいなと思っております。

我々は地域に根ざした活動をしていく中で、契約を一年限りで終えるという考えはございません。ずっと継続して応援していきたいし、J1へ上がっていただくための応援をしたいと思っております。
ピッチ看板スポンサーの契約以外にも、地域支援の中で地域のサッカーチームへ選手の方に何人か来て頂いて、サッカー教室を開いてご指導頂くことも行います。色々な意味でサッカーが子供達の元気、茨城の元気になればと思って、そういう活動も一緒にやらさせて頂こうと思っております。今後ともよろしくお願い致します。


株式会社筑波銀行 頭取 藤川雅海さん(写真左)、水戸ホーリーホック代表取締役 沼田邦郎さん【写真:米村優子】

株式会社筑波銀行
2010年3月に関東つくば銀行と茨城銀行が合併し、筑波銀行を発足。本店は茨城県土浦市、本部所在地のつくば市を中心に県内外に146店を展開。2011年3月、平成28年3月までの地域復興支援計画を策定し、「地域復興支援プロジェクト『あゆみ』」を推進中。
http://www.tsukubabank.co.jp/

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