【レビュー】J2第1節ザスパクサツ群馬戦「劇的な形でドローに持ち込むも『不安』を払拭するまでには至らなかった」(2013/3/4)
課題を残したままのビルドアップ
少なからず不安はあった。24日のプレシーズンマッチ鹿島戦では充実の内容を見せてドローに持ち込むことはできた。しかし、チーム始動から狙いとするサッカーを見せることができたのは、鹿島戦の30分以降のみ。格上の鹿島は前に出てきて後ろのスペースを開けてくれたため、水戸にとってはやりやすさもあった。確かに鹿島と引き分け、自信を得ることはできた。しかし、それまでの練習試合でJのチームから勝利を挙げておらず、特にスペースを空けないように守備をしてくるチームに対して水戸のサッカーがどれだけ通用するかは未知数であった。「やってみないと分からない」と開幕前に柱谷哲二監督が語ったように、不安と期待が入り混じったまま開幕を迎えたのであった。
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