デイリーホーリーホック

【HHレポート】[HOLY SPONSORS]第17回・カンプロ株式会社「茨城の中小企業と共により地域に根ざしたチームへ」(2013/10/22) ※全文無料公開

水戸ホーリーホックを支えてくれるスポンサーさんにお話を聞く企画「HOLY SPONSORS」。第17回目にレポートさせていただいたのは、ピッチ看板スポンサーとして支援していただいている「カンプロ株式会社」です。どのような思いを抱いて水戸の支援を続けているのか、秋葉良孝代表取締役社長にその経緯や今後の水戸へ期待すること等をインタビューした模様をお伝えします。

ピッチ看板スポンサー
カンプロ株式会社 代表取締役社長 秋葉良孝さん

高校時代から雲の上の存在だった本間幸司選手


弊社は2009年のシーズン途中から、ピッチ看板スポンサーを続けさせて頂いております。
その当時は、地域貢献により重点を置いていこうと会社全体でシフトしている頃。
学生さんに社会経験を積みながら、協力して頂こうと、会社案内のパンフレットを常磐大学の文堂弘之教授のゼミの方達と産学連携で制作したのです。
その後、文堂先生がホーリーホックの集客増を図るプロジェクトメンバーとなり、「地元企業としてホーリーホックへ協力しませんか?」と打診があったのが、直接のキッカケとなりました。

実は本間(幸司)さんは今の水戸啓明高校、昔の水戸短大学附属高校のサッカー部の一つ上の先輩なのです。
僕の3学年上の先輩方が全国大会に出場し活躍したことで、水戸短大学附属高のサッカー部は一気に有名になりました。
ちょうどJリーグが流行りだした事も相まって、1学年だけで100人程の部員がいた時代です。余談ですが、100人で手を繋いで輪を作ると、サッカーコートを一周出来るのですよ(笑)。
僕は当時、右サイドバックのポジション。
2年間程本間さんと同じサッカー部にいましたが、一緒に試合に出る事なんてほとんどなく、雲の上の存在でした。
実力がずば抜けていましたね。
本間さんは才能ももちろんあるのですが、今と同様、人一倍練習していましたよ。
当時からレベルが別格でした。
つい先日、一緒にお食事をさせて頂きましたが、緊張しました…。
このように、本間さんと高校のサッカー部の先輩後輩という縁もありますし、「地元企業としてホーリーホックを何かしらサポートしたい」と以前からの思いと同世代の先輩が現役最前線で活躍してる姿を見ていると業界は違うが自分も頑張らねばとモチベーションの維持にもなるんです。

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【写真 米村優子】

ホーリーホックを応援=地域活性化の一助

ホーリーホックは水戸の名前が付くサッカークラブ。
LPガスの製造、販売等を行う弊社は茨城県全域が商圏ですが、その中でも本社がある水戸は大事な街です。
その水戸の名を背負うホーリーホックが活躍すれば、水戸や茨城の存在を全国に広められます。
また、クラブチームなので、アジア大会、世界大会に出場する可能性もあります。
いつかFCバルセロナ、レアル・マドリードと試合をするかもしれない。
とても夢があるじゃないですか!

我々の業界は地域のお客様ありきの商売。サッカークラブも地域のファンあっての商売です。
地域の大きな声援は選手の力になると思いますし、それが勝利を後押しするはずです。
それを追い求めるには、やはりたくさんの観客が入り、そしてチームが強くならないといけません。
全国で活躍し、世界に羽ばたく可能性があるホーリーホックを弊社が応援する。
そのホーリーホックが勝つことで、ガスを買って頂くお客様、地元の皆様に良いニュースをお届け出来る。
つまり間接的に地域へ還元している訳です。
ホーリーホックが活躍してくれる事は地域の励みにもなりますし、地域活性化の材料に間違いなくなります。
ホーリーホックを応援することで、地域活性化の一助を担うことも出来るのです。
そのような意味合いもあり、自分達が出来る範囲でホーリーホックを支援させて頂いております。

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【写真 米村優子】

平日ナイターのホーム戦で独自イベントを初開催

8月21日(水)19時キックオフのアビスパ福岡戦にて、弊社独自の応援ツアーイベントを初開催致しました。
「平日のナイター戦は集客が難しい」と聞いていたので、少しでもご協力出来ればと思い、弊社からご提案させて頂きました。
まずはゲームを観て頂かないとファンはなかなか増えませんよね?
そのキッカケのお手伝いもしたいという思いもありました。
弊社のLPガスをご利用頂いているお客様は、県内で約2万5000世帯います。その皆様に弊社の広報誌「Smile Life」やHP等でイベントの告知をしまして、約150名にご参加頂きました。

そのイベントに合わせて、タオルマフラー、うちわ、缶バッチなどのコラボ応援グッズも制作しました。
特にタオルマフラーはクオリティーが高くて、ご好評頂きましたね。
弊社のマスコットキャラクター「くるる」、イメージカラーであるオレンジ、水戸ホーリーホックのホーリーくん、チームカラーの青を組み合わせたもので、僕が大まかなデザインを考案しました。
是非、末永く応援グッズとして活用して頂けると幸いです。
試合が始まる前のウォーミングアップの様子をピッチ内で見学させて貰いまして、それも大変喜んで頂けました。
僕もホームゲームはいつもユニフォーム姿で妻とスタジアム観戦していますが、目の前で選手達が練習している姿は新鮮でしたね。
ホーリーホックを多くのお客様に知って頂けて、とても良い機会でした。

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【写真 米村優子】

行きつけの飲食店から見えた柱谷哲二監督の魅力

昨年に引き続き、今季も鈴木隆行選手と橋本晃司選手となんと言っても本間幸二選手の存在が大きいです。
ボールが中盤で回るようになり、点を取られても負け辛いチームになった。追い付く展開が前より増えたと思いますし本間選手のスーパーセーブは相変わらず凄いですね。
アディショナルタイムで負けたり、ガックリしてしまう試合が減りましたよね。引き分けでもテンション高めで家路に着く試合が増えたと思いますよ。

ようやくチームに柱谷サッカーが浸透してきましたね。やっぱりチーム作りとは3年掛かるのだと実感しました。
今ある戦力で戦い続けるのは限界がありますし、根性論は必要だけどそれだけでは勝てません。
大胆に改革して、チーム力も順位も上げて頂きたいです。

柱谷哲二監督は背も高いし、スタイルは良いし、カッコイイですね。
水戸市内にある柱谷監督の行き着けの某飲食店は、僕も20代の頃から常連客の一人として通っているのですが、そこの店員さん達があんな熱烈なホーリーホックファンになるとは思いもしませんでしたよ!
参加費一万円もするキックオフパーティーも「店閉めてきちゃった~!」なんて言いながら参加していましたし、アウェイゲームも応援に行っているようです。
「柱谷監督の魅力ってすごいな!」と改めて思いました。

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【写真 佐藤拓也】

茨城の中小企業と共により地域に根ざしたチームへ

茨城県内には大企業がたくさんある訳ではありません。
営業力をより強化して、弊社のような茨城の中小企業と共に、更に大きなクラブへと成長して頂きたいと思っております。
弊社の新たな営業所がオープンした時に沼田邦郎社長、選手、ホーリーくんに来て頂きましたが、やはり社長はトークがお上手で盛り上がりました。
ホーリーホックには引き続き、そのような中小企業向けの地域貢献にも今後力を入れて頂きたいと思っております。
サンクスマッチですと中々手を出せませんが、我々が実施したような応援イベント、地元企業向けの無料招待など定期的に実施して頂くと、ホーリーホック、企業の双方がより地域に根ざした存在になると思います。

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【写真 米村優子】

カンプロ株式会社
茨城県内全域にLPガスの販売(卸・小売)を中心に、LPガスの製造、オートガス、LPガスの関連機器類の販売、LPガス設備工事、空調・給油設備工事一式、住宅設備一式、お水の宅配など行っている。

本社・フィリングステーション水戸
茨城県水戸市吉沢町567
TEL:029-247-1100
http://www.kanpro-gas.co.jp/index.html

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【写真 米村優子】

(米村優子)

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