『サッカーパック』39メディアが1550円で読み放題

デイリーホーリーホック

【HHレポート】水戸市長へケーズデンキスタジアム水戸の早期改修を求める署名の提出(2013/11/6)※全文無料公開

11月6日、「ケーズデンキスタジアム水戸の早期改修を求める会」の代表櫻井謙一さんと副代表の大塚巌さんが高橋靖水戸市長のもとを訪れ、集まった38911人の署名を提出しました。
高橋市長は9月の議会で28年度末までに改修することを明らかにしましたが、「1日でも早く改修してもらいたい」という思いが署名には込められています。果たしてサポーターの思いは市長に届いたのでしょうか? 
その際のやりとりを全文公開したいと思います。

櫻井:38911人分の署名です。お預かりよろしくお願いします。
高橋市長:みなさんの熱意は伝わりました。

DSC_1403_mini
【写真 佐藤拓也】

高橋市長:水戸ホーリーホックについては、市長に就任してから、水戸の町を元気にする大切な資源と認識していますから、水戸市でも応援しようということで、はじめて出資をさせていただきました。それ以外にもいろんな広報活動や集客活動もやらせていただいております。
水戸ホーリーホックがこれから成長していくことはみなさんと共通の思いを持っていますから、より高いステージで活躍してもらうことは我々の夢でもありますし、希望でもあります。子供たちに元気と希望を与えられるし、町も活性化するし、イメージアップ、PRにもつながっていく。
それは我々も願うところなのですが、一方で、スタジアムの整備をするということについては、水戸市にもいろいろ行政課題があるので、私たちも政策の優先順位をつけないといけない。それから財源を確保するということが大きな課題になる。そういうことをきちんと計画的に進めていかなければならないと思っています。
ただ、ご存知だと思うのですが、ケーズデンキスタジアム水戸は陸上競技場で、第2種の陸上競技場なんですね。陸上競技場は免許更新の時期があるわけなんですね。それが平成28年度にあるのですが、今の芝生の状況であるとか、グラウンドのタータンの状態であるとか、その辺は陸連の方から指摘されているんですよね。
このままの状態、芝生も荒れた状態、タータンがすり減った状態、このままでは2種の陸上競技場の免許も下りないかもしれないと。そのようなことを言われています。

櫻井:現状の更新もできないのですか?
高橋市長:そうです。芝生は平成8年以降、タータンは水戸市競技場ができた時から変わっていない。そういうこともあって、グラウンドの整備もしないといけない。
先日、雨の試合がありましたよね。あの試合は私も見たのですが、あれはサッカーをやるような環境じゃないですよね。あれはどっちに有利に働いたかは分からないですが、けがもするし、いい環境じゃないのは確か。
暗渠(あんきょう)という水はけする施設も修繕していないから、水はけも悪いんですよね。19年の国体はKsスタでラグビーをすることが決まっているんです。国体でもいい芝生の状態で一流のプレーを見せたいという思いがあるので、平成29年の国体にも間に合わせないといけないというのがあるんですよ。それはグラウンドの話ね。

グラウンドの修繕をしてから、そのあとにスタンドの修繕をするということをやっていると、市民からは「水戸市は何をやっているんだ」ということになってしまう。
あっちこっち、時間差で修繕しているようだと、都市効率も財政効率も悪い。それから市民からもなかなか理解されないということがあるので、どうせ大きく改修するならば、全体的な計画の中でやりたいということが、9月の私の議会での答弁だったんですよね。
まずは陸上競技場を2種として申請できるようにしなければならないということからはじまっていたのですが、同時にホーリーホックもできれば、いいステージで夢を持ってプレーしてもらいたい。
その夢をみんなで追いかけたい。精神論みたいになってしまうのですが、でも、みなさんのご要望にお応えをして、グラウンドの整備はしていきたいと思っています。
ただ、それが来年に行えと言われても、プラモデルでも設計図がないとできないから、あの場所で本当に5千席増やせるのかと。
ご存知の通り、Jリーグの規定も厳しくなっているじゃないですか。我々がイメージしていたスタンドで果たしていいのかというところがある。Jリーグは1人当たりの広さも規定しているわけで、そのためのスペースを確保しなければならないわけですから、そういうやりとりもしていかないといけない。
Jリーグだけでなく、陸連ともやりとりをしないといけない。将来的に1種陸上競技場にしていきたい。そのためにも1万5千席以上が必要なんです。どっちにしても、最終的には第1種陸上競技場、J1ライセンスを取得するためにも1万5千席以上にしなければならない。
ホーリーホックをいいステージでプレーさせたいということもさることながら、我々はいろんなスポーツを振興させるために、元の陸上競技施設としても成熟させたいという思いもあります。
国体ではラグビーのメイン会場になりますし、それに合わせて整備しないといけないのですが、サポーターのみなさんにとっては一刻も早く、できれば来年完成させてほしいという思いもあるのかもしれませんが、Jリーグや陸連とのやり取りもありますし、あそこで本当に作れるのかという基本計画も立てないといけない。そこから実際の設計をしていかないといけない。

芝生を交換するとなると工事期間中は試合ができませんから、どのタイミングで改修するのかをJリーグと相談しないといけない。Ksスタでやれる一番いい環境を考えながらスケジュールを立てなければならない。
一番簡単なのは工事中は他のスタジアムでやってくださいと。でも、せめてシーズンの半分はKsスタでやってもらいたい。そういうスケジュールのタイミングも練っていきたい。水戸ホーリーホックとJリーグとやりとりしないといけない。
なので、来年完成させるということは難しい。でも、先ほどお話しました28年度には第2種陸上競技場の審査がありますので、そういったことを踏まえてスケジュールを立てていかないといけない。
それはこちらにお任せくださいよ。一刻も早く作ってもらいたいという思いはあるでしょうけど。

DSC_1422_mini
【写真 佐藤拓也】

大塚:プロジェクトチームのようなものを作っていただくことはできるのでしょうか?
高橋市長:来年からスタジアムに限らず、野球場も整備しないといけないし、体育館も空調設備を整えないといけない。来年からスポーツ課の方に技術の専門の方を配置してやらないといけないと思っています。だから、そういう準備をしていきたいと思っています。
お尻(期限)が決まっていることなので、ホーリーホックには申し訳ないのですが、元々陸上競技場なので、2種の陸上競技場として維持していかないといけない。そういうことを視野に入れて全体的な計画を立てていかないといけないと思っています。

櫻井:僕らは少しでも早くという気持ちがあります。
高橋市長:気持ちは十分理解しました。やらないとは言っていませんから。議会の本会議場で「やる」と言いましたから。やらないと議員さんにも嘘つくことになる。やることはやります。
なにぶんにも行政にはプロセスがありますので、一番いいスケジュールを考えないといけない。Jリーグとのやりとりをまだやっていませんので。一時的に笠松陸上競技場で試合を開催することは可能なのかも聞かないといけない。
やっぱりスタンドもさることながら、あの芝生の環境はなんとかしないといけないでしょう。プロチームとしては。そうすると、かなり地面を掘って水はけの施設を修繕しないといけないから、結構大がかりな工事になる。
タータンと芝生の段差もちょっとあるから、それも高さを整えないといけない。それをやらないと免許を更新できない。それもどっちみちやっていかないといけない。
ホーリーホックも地域振興と子供たちへの教育という面からも大切なものだと思っています。だから、J1でやっていただければ我々もうれしいことですが、環境も整えていきたい。みなさんはホーリーホックへの思いで来られたと思いますが、あそこは陸上競技場なので、陸上の最高水準を整えていきたいというのがある。そういう考え方で整備を進めていきたいと思います。

大塚:何かの間違いで専用スタジアムを作ることはありませんか(笑)?
高橋市長:専スタ!? あ~、それはホーリーホックが本当に強くなって、J1に定着した時かな(笑)。
今はとにかく市役所も作らないといけないし、市民会館も作らないといけない、清掃工場も作らないといけない。それだけで400~500億円かかるわけですよ。それと水泳連盟からは国体用のプールを作ってもらいたいと言われていますし、野球連盟からは球場を拡張してプロ野球を呼ぼうと言われていますし、それから武道館を作れと言われています。
みなさんはサッカーを好きだからサッカー場を作ってくれと言いますし、自分の好きなことを一点集中で言いますが、私たちは全部をやらないといけない。私はGKもDFもMFもFWも全部のポジションをこなさないといけない立場ですから、その辺のところは、とりあえずまずKsスタを早めに整備することに全力をあげて、専用スタジアムは夢として頭の中に入れておいてくださいよ。

それと今度は私からのお願い。署名活動で終わりにしないで、今度は募金活動をやってくださいよ。「黄門ふるさと寄付金」というものがありまして、それは「このために使ってください」と指定することができるんですよ。
たとえば、「スタジアムを作るために使ってください」とか「スポーツ振興のために使ってください」とか。目的を持って募金できるんです。市長にお任せというのもあるんですよ。ぜひ、サポーターの熱き思いをそういう形で表現していただけると、非常に私たちも助かります。
まあ、それは冗談としても、あとホーム2試合、やっぱり、サポーターの力をもって観客動員数を今の2倍にしてもらいたいね。俺たちも頑張るからさ、水戸市も頑張るから。来年は地域振興課長にいろいろ指示して、今までとは別の仕掛けをしていきたい。町の活性化策とホーリーホックの活性化策を合わせた形で一緒に取り組んでやっていこうと思っています。
我々も集客を助けるから、サポーターも盛り上げてくださいよ。今は4500人が平均だけど、8000人、9000人で埋まるように。
ガンバ大阪戦の1万人は感動したね! ああいう感動感激が当たり前になるように。おそらくガンバのサポーターから見れば、水戸サポーターは何を騒いでいるんだと思ったかもしれないよね。向こうは1万人は当たり前なんだから。私たちも頑張るから、みなさんにも頑張ってもらえればと思います。

DSC_1447_mini
【写真 佐藤拓也】

高橋靖市長囲み取材

Q.思いは受け止めましたか?
「私もホーリーホック大好きですし、サッカーが大好きだから、サポーターの熱い思いは理解いたします。ただ、私は行政を預かる立場として、すぐに作ってあげたいという気持ちはありますが、そのための手続きを踏んで進めていかないといけないですから。いろんな政策の優先順位を見極めながら、財源確保もしながら、その中でどれだけ早く作っていけるか、整備していけるかということをこれから地域振興課とスポーツ課と頭をひねっていきたいと思っています。ただ、先ほども申し上げた通り、2種陸上競技場として免許更新の時期が来ているので、それに合わせて整備していかないと、2種陸上場としの認定を受けられなくなってしまいますから、まず、グラウンドの方は期限が決まってしまっているんです。

グラウンドを修繕してからスタンドの方を修繕するとなると、かなり時間がかかってしまう。市民から整備手法に疑問を抱かれてしまう。どうせやるならば、芝生、タータン、スタンドと言ってないで、スタジアム全体を改修する基本的な計画を立てて、そこから基本設計、自主設計をして工事に移ることが一番効率的なやり方だと思っています。期限が決まっている中でどういうスケジュールで行うかはこれから担当の方に指示していきたいと思います。Jリーグの方の基準が年々厳しくなっているのか、元々厳しいのか分からないのですが、たとえば立見席にしても1人あたりの面積が我々の想定していた面積よりももっと大きいんですね。そうすると、今まで簡単に設計していたものよりもお金がかかるし、面積も大きくなる。今の限られたスペースの中で本当にその広さを取れるのかという計画も立てていかないといけないので、そういった時間もかかるんですね。さっきも言いました通り、芝生から何から張り替えることになりますから、その時試合をどうするんだという話になってくるわけですよ。一番いい芝生の張り替えはいつのタイミングでやれば、最大限Ksスタで試合をできるのかと。そういうことも考えないといけない」

Q.現時点で、最速で28年度末までの増設完了ということでしょうか?
「ですね。それ以上は……どうでしょう? 厳しいかもしれないですよね。期限は決まっていますから、それに向かって努力していかないといけないのですが、28年度末完成が28年度途中になるかもしれないですけどね。ただ、28年度末だろうが、28年度途中だろうが、それこそ同じですよね。Jリーグのライセンスということに関しては。それならば、きちっとしっかりいいものを作った方がいいと思っています」

「ケーズデンキスタジアム水戸の早期改修を求める会」記者会見

櫻井:本日はお忙しい中、集まっていただきまして、誠に有難うございます。ケーズデンキスタジアム水戸の署名提出の会見を始めさせて頂きます。
私、「ケーズデンキスタジアム水戸の早期改修を求める会」の代表を務めさせていただいております櫻井(謙一)と申します。今日は活動、経緯、場所を発表させて頂きたいと思います。
手元の資料にもございますが、平成25年2月20日に「水戸市陸上競技場観客席増設についての請願書」を作成させて頂きました。こちらを持ちまして、2月23日に水戸駅南口コンコースで街頭署名をスタートしました。翌日の24日は県立カシマサッカースタジアムで行われた「茨城サッカーフェスティバル2013」の水戸ホーリーホック側観客席の方で署名のブースを設けさせて頂いて、こちらの方でスタートしました。それから協力店舗さん、団体さん、個人の方の増加により、ケーズデンキスタジアム水戸での署名活動を始め、請願書から署名書に仕切り直して、署名活動をしていきました。
7月18日の市長の第6次計画の発表を機に、賛同する地元企業や団体も活動に参加することが決定し、新たに「ケーズデンキスタジアム水戸の早期改修を求める会」を結成しました。
そして、また書式が変わりまして、「ケーズデンキスタジアム水戸の早期改修を求める署名」となり、9月末まで活動しました。
活動場所ですが、主に4ヶ所でしていきました。水戸駅南口コンコース内、ケーズデンキスタジアム水戸、県立カシマサッカースタジアム、イオンモール水戸内原内。
県立カシマサッカースタジアムでは2回行い、「茨城サッカーフェスティバル2013」で1回と鹿島と大分との対戦の時、鹿島サポーターのご好意により署名活動をさせて頂きました。イオンモール水戸内原では選手の皆さんも参加して頂けるという事で一緒にさせて頂きました。
ホームページも立ち上げましたので、署名用紙をwebからPDFでダウンロードして、郵送して頂いた方も増えていました。9月30日を締め切りとして数えた所、総数は3万8911筆となりました。
でも10月以降も5、6000筆が来ていまして、思った以上に署名が頂けたかなと思います。
ご賛同、ご協賛頂いた方々は趣意書の方に全て記載させて頂きました。最後の方にご賛同頂いたカンプロ株式会社様だけ手書きで記してあります。申し訳ございません。報告としましてはこちらで以上になります。

Q.今日提出した署名は10月以降の分も含まれているのでしょうか?
櫻井「10月以降に郵送で来たものも全て合わせて、3万8911筆です」

Q.大塚さんはどういう役目なのですか?
大塚「もちろん一人では出来ませんし、本当はここにも来られないメンバーはたくさんいまして、もちろん仕事もあるのですが。サッカーを通じて、水戸市が主催するイベントとか黄門祭りとか、各イベントに協力してくれる人はいると思いますが、僕はその間の立場。店やイベントで署名を集めていました。街の中で署名を貰うのはセキュリティーの面でも貰い辛くなっているのですが、お子さんを持っているお母さんとか好意的に見てくれる事が多かった。それは今回伝わったかどうか分からないのですが、やって良かったなと思います」

Q.街頭署名をしていた中心的なメンバーの数は?
櫻井「基本、僕ら2人ですね。その他、当日来られるメンバーを呼びながら、その時によってですね。MAXは15人ぐらいですね。試合の時にもやりましたので、サポーターの団体とか、あと南口コンコースでやった時はその時で集まって来られた方々です」

Q.この盛り上がりを活かして、今後何かやろうとしている事はありますか?
櫻井「今後は今の所、何も考えていません。サポーターの団体は何個もあるので、今度はちゃんとサポーターみんなの賛同を得られるような方法でやっていかなきゃいけないのかなという課題が見えましたし、他のサポーターと調整しながらという形に思います」

Q.市長の発言を受けてどのように感じましたか?
櫻井「平成28年度までにとご回答頂いたのですが、10年後になるよりかは良かったのかなとは思います。ただ、出来れば、もっと早くなって欲しいというのは僕としてはあります」
大塚「選手もそうですけれども、サポーターもどこを向いて応援していけばいいのかと思っちゃうんですね。柱谷哲二監督が来てからホーリーホックに対して注目も集まりましたし、観客もファンも増えてきている。市長も言いましたけれども、集客をどうにかしなければいけないのは、サポーターも含めてもっと取り組まなくてはならない。ホーリーホックもサッカーという競技に+αの企画がスタジアムで出来ていければ、またちょっと違うのかなと思います。子供達を呼んでサッカースクールとかやっていますけれども、意外とそのまま帰っていく父兄が多い。もっと競技場に興味付けられるものが、サポーターからもアイデアが出るといい」

Q.何人で始まり、どんな団体名で活動をして来たのですか?
櫻井「最初はLes Bleus Mito(レ・ブルー・水戸)でスタートしました。2月23日に水戸駅南口コンコースで活動した人数は、あともう一つのサポーター団体が賛同して頂いて、水戸市の飲食店さんなど賛同して頂いて、どんどん増えていきました。市長の第6次計画の発表とともに、新たに地元企業の方々が賛同してくださると伺って、募った所すごい数になったので、サポーター団体では扱えないだろうという事になり、そこで「ケーズデンキスタジアム水戸の早期改修を求める会」を結成しました」

Q.その「ケーズデンキスタジアム水戸の早期改修を求める会」に名を連ねている企業も会の一員なのですか?
櫻井「いいえ。一員ではなく、賛同者です」

Q. Les Bleus Mito(レ・ブルー・水戸)の人数は?全員水戸市内のサポーターですか?
櫻井「6人です。日立市が一人いて、他は皆水戸市民のサポーターです」

Q.署名の3万8911人の内訳は?水戸市内、ホームタウン推進協議会、県外などの比率は?
櫻井「やろうと思ったのですが、僕がやることではないのかなと思いまして、実際は3000ぐらいはやったのですが途中で止めました。せっかく県内外から集めて頂いたので、僕が仕分けてしまって、例えば水戸市の人しか使えないとか、仕分けをしてしまうのがとても心が苦しくなったので、仕分けは止めさせて頂きました」

Q.署名活動をしていた中で、高橋市長の心に訴えられるようなエピソードはありましたか?
櫻井「ガンバ大阪との試合の時、署名活動をケーズデンキスタジアム水戸で行っていて、ガンバのサポーターさんが『みんな気持ちは一緒だから!みんなでJ1行こうよ!協力しようよ!』と周りのサポーターさんを集めてくれた。あともう一つは、鹿島アントラーズのサポーターさんと間接的に連絡が取れまして、『うちでもやってあげるから署名活動をしなよ!』と言って頂けた事。その日に1300強も集まった。周りのサポーターの皆さんが色々な形で協力して頂いて、サッカーファミリーの力ってものすごいんだなと実感しました。他のサポーターさんとの輪が広がったと思いますね。現地でやっていた人達はものすごく感じていると思います」

Q.早期改修の「早期」の理由を教えて下さい。
櫻井「発足した時は改修が何年後なのか分からない状態だったので、なるべく早くという意味を込めて早期改修と名付けました。出来れば翌年にと思って活動していました」

Q.平均観客数4500人程度のチームで3万8911もの署名を集められた事に意義があるのでは?
櫻井「目標は5万にしていたのですが、3万集まればいいかなという気持ちはありました。3万を超えた時は気持ちが高ぶりました。4500人という平均観客数の小さなチームですが、誰かが動けば、形になるというのは改めて実感できた。やって良かった。達成感があります」

Q.署名をした回数は?
櫻井「7月以降のホームゲームは全て。それまでは2、3回。それ以後は人数の調整が出来次第、3回」

Q.選手も協力した事がありましたか?
櫻井「はい。南口コンコース、イオンモール水戸内原でそれぞれ1回です」
大塚「選手の方々も他人事ではなく、J1に上がれないならば目標がなくなってしまいます。僕らサポーターも何を目標にどうやって応援したらいいのかすごく葛藤がある。その辺りは監督を始め、色々と話し合いがあったようです。詳しく聞けないですが。Jリーグが決めているライセンス問題は厳しい。もうちょっと策はなかったのだろうか。もうちょっと歩み寄ってくれる所があっても良いのではないか。署名活動をやることで、その部分をJリーグに気付いて貰いたい。ACLとか上を見ればキリがないですが、J1のどのクラブも(スタンドが)満杯に入っているかどうかというとそうでもないし、可能性があるクラブだけが残ればいいかというと少し寂しい。この署名活動を通じて色々考えて貰いたい」

Q.櫻井さんもこの基準の運用に関して、Jリーグに柔軟な姿勢を取って貰いたいと考えていますか?
櫻井「特に地方クラブというのは、大きいクラブに対して難しい部分は出て来ると思いますし、一つの都道府県に2つ、3つのクラブがある所は更に難しい。そういう部分ももっと考慮して貰えてもいいのになという部分もあります。僕達が応援しているチームにJ1ライセンスが貰えなく、観客席も1万5000に満たない。チェック項目がもうちょっと緩くてもいいのでは。J1のステージに立てて、地方が活性化するシステムを作って頂けたら、チームも選手もサッカーを通じて市民と繋がれるのではないか、と署名をしながら考えました」

Q.Jリーグの方へアプローチしていく事は現段階で考えていますか?
櫻井「今回はまだ考えていないです。他のサポーターさんとタッグを組んでやることが気持ちや言葉も通じると思うし、ベストだと思う」

Q.平成28年度より前倒しするのは難しいとの市長の回答でしたが、署名活動をやった事の意義は他に何かありましたか?
大塚「署名活動をやった事で水戸ホーリーホックを身近に感じた人が増えたと思います。市長の発表によって署名活動を続行していた訳ですけれども、『市長が改修するって言ったからJ1へ行けるんでしょ?』といった話をされたりして、『それはちょっと違うんだよね』とその辺は難しいんですけれども…、興味を持つ人は増えたと思います。街の中にはスタジアムへ行った事のない人もたくさんいたので、『どうやって行くの?』『どこでやってるの?』『いつやっているの?』という声があり、そういうのをわかりやすくなるといいよねという意見をチームには伝えました。試合告知のチラシ配布活動も増えてきて、ただ単の署名活動というよりは水戸ホーリーホックという名前が一歩前へ出たのかなと思います。水戸市という名前を背負って全国で戦っているので相手チームもお客さんも水戸は分かるわけですし、『なめんなよ茨城県』のように、水戸ホーリーホックもまだまだ注目される可能性があるので、いち早くJ1ライセンス取得の良いニュースが入ってくれれば嬉しいです」

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック