デイリーホーリーホック

【HHレポート】[HOLY SPONSORS]第21回・ガールズ&パンツァー製作委員会「ガールズ&パンツァーは水戸ホーリーホックと2014年シーズンを共に闘います!!」(2014/2/25)※全文無料公開

大洗町が舞台の人気アニメ作品が今季のピッチ看板スポンサー、メディアスポンサーへ

水戸ホーリーホックを支えてくれるスポンサーさんにお話を聞く企画「HOLY SPONSORS」。第21回目にレポートさせていただいたのは、今季のピッチ看板スポンサー・メディアスポンサーとして支援していただく人気アニメ「ガールズ&パンツァー」を制作する「ガールズ&パンツァー製作委員会」です。
今月15日、バンダイビジュアル㈱の廣岡祐次さん(ガールズ&パンツァー宣伝プロデューサー)と水戸ホーリーホックの沼田邦郎社長によるスポンサード記者会見が開催されました。

TVアニメ「ガールズ&パンツァー」(通称ガルパン)は、戦車を使った武道である「戦車道」が華道や茶道と並び大和撫子の嗜みとされている世界を描いた物語。
作品の舞台となった大洗町では、店舗や宿泊施設、交通機関、役場や商工会などがイベント、コラボ商品など趣向を凝らした様々なタイアップを実施。大きな反響を呼んだ「大洗『ガルパン』プロジェクト」は、茨城県のイメージアップや地域活性化に貢献した取り組みに贈られる「平成25年度いばらきイメージアップ大賞」に輝きました。
テレビ放映が終了して約一年経ったにも関わらず、作中のモデルになった店舗、施設、街並みなどのスポットを“聖地巡礼”する多くのファンが詰め掛け、ガルパン人気は未だ健在。今年、新作OVAや劇場版の公開も予定されています。

大洗町は水戸ホーリーホック・ホームタウン推進協議会の一員
境遇が似ているホーリーホックと県立大洗女子学園

会見冒頭では、サッカー観戦が趣味という廣岡さんが、「サッカーに興味を持ち始めたのは、現役の柱谷哲二監督がプレーしていたドーハの悲劇」とホーリーホックとの縁を披露。
そして、沼田社長は「昨年5月、大洗町の特産品直売所『大洗まいわい市場』代表でとんかつ店『クックファン』店主の常盤良彦さんを通じて、DF尾本敬選手の4番のユニフォームを着た主人公・西住(みほ)殿のフィギュアを渡されて、ご縁が出来ました」とガルパンとの出合いを明かしました。
「それからDVD全巻を購入しましたが、最初は斜め45度から観ていました。しかし、だんだんハマりました。舞台となる県立大洗女子学園はお金もなく、戦車も弱くという所で知恵と勇気、戦術でもって勝ち進んでいく。我々もスタジアムもない、練習場もない中から作り上げていき、Jリーグ40番目の予算ですが、柱谷監督の知恵と技術でカバーしている。戦車道と水戸ホーリーホックのサッカー道がかぶる。我がチームと似ているのではないか?と感銘を受けました。あと、華道の家元で水戸市出身の五十鈴華さんが女性らしい女性で、非常にファンになりました」と作品の魅力を語りました。

このような双方の共通点に加え、大洗町は水戸ホーリーホック・ホームタウン推進協議会の一員である事がスポンサードに至る経緯となったという、ガールズ&パンツァー製作委員会。
スポンサー活動のテーマはズバリ、

「ガールズ&パンツァーは水戸ホーリーホックと2014年シーズンを共に闘います!!」。

「闘将」の異名を持つ柱谷哲二監督にちなんで、「戦」を「闘」の字に。そして、ガールズ&パンツァーのファン、水戸ホーリーホックのサポーターの両方が楽しめるように、一緒になって取り組んでいきたいという思いが込められています。

そして、スポンサードにおける3つの小テーマは、下記の通りです。

① 観戦へのきっかけ作り
② 媒体露出としての貢献
③ コラボグッズでの貢献

まず、「①観戦へのきっかけ作り」では、ホーリーホックをスタジアム観戦していないけれど、「サッカー好き」「海外サッカーや日本代表戦を観戦している」という地域住民、ガルパンの作品を楽しんでいるライト層、アニメ全般を観ている層にスタジアム観戦を促し、サッカーの魅力を知って貰う取り組みです。
具体的な施策はまだ計画段階との事ですが、「サッカーはテレビで観るのと、スタジアムで観るのでは、全然印象が違うという事を、経験上僕は感じています。全員が全員、『サッカーがめっちゃ好きだ!』となるようには考えていませんが、色々な方がサッカーを生で観戦して、10人に1人でも足繁く通うような方が出て来るようなきっかけ作りをしていきたいと考えています」と廣岡さん。

次に、「なんとなく水戸ホーリーホックというクラブを知っている」「なんとなくガールズ&パンツァーは大洗町が舞台だなと知っている」という方々へきっかけを与えたいというのが、「②媒体露出としての貢献」。
「サッカーって、どっちかに肩入れしている方が面白いじゃないですか?ただし、負けると辛い。喜怒哀楽がある。その方が愛着も沸きますし、楽しく観戦出来るのではないかと思います。今回このガールズ&パンツァーのスポンサードをきっかけにサッカーを観るという方は、是非水戸ホーリーホックに全力応援で観て頂くと、まずは面白いのではないのかなと思います」。
「地元密着」をキーワードに、同じ茨城で頑張っているサッカークラブ、アニメ作品を互いが応援し合い、一緒に活動していくとのことです。

第1弾コラボ商品はあんこうマーク入りのレプリカユニフォーム

本会見の目玉となった「③コラボグッズでの貢献」では、その第1弾の商品を発表されました。
まず初めに、ホーリーホックのユニフォーム姿の「あんこうチーム」メンバーがケーズデンキスタジアム水戸のメインスタンド側正面入口付近で勢揃いする第1弾コラボイラストが公開。中には戦車に乗ったホーリーくん、水戸市出身で本スポンサードのメインキャラクター・五十鈴華がセンターポジションに描かれています。
そして、記念すべきスポンサード第1弾コラボ商品「水戸ホーリーホック×ガールズ&パンツァー コラボレプリカユニフォーム2014」を披露。
ユニフォームは、背中にあんこうマーク、左袖にガールズ&パンツァーのロゴ、胸にはサポーター番号の12がプリントされたキュートなデザイン。
新加入選手の記者会見のようにスーツの上からユニフォームを着た廣岡さんは「一回やってみたかったんです!」と感無量の様子でした。

このコラボユニフォームは、オフィシャルグッズショップでの販売は行う予定はなく、水戸ホーリーホックオンラインショップにて先行予約販売中。2014年3月1日までに注文した方に先行予約特典として、五十鈴華のポストカードをプレゼント中です(商品配送は3月23日以降)。
3月2日の開幕戦で先行販売され、当日購入した方には五十鈴華役の声優・尾崎真実さんによるアニメイベントでお馴染みの“お渡し会”を実施(一人2着まで購入可能。S.M.Lの3サイズのみでXL.XXLは受注販売)。
3月22日の岡山戦に尾崎さんは来場しませんが、同ユニフォームの先行販売が行われる予定です。
価格は1万8000円(※税込。2014年3月31日までの価格)。
数量限定商品なので、お見逃しなく!

第2弾コラボグッズは、メッセージ、ロゴ、イラストの3種類のTシャツ、タオルマフラー2種類を今春発売予定。
制作中の第2弾コラボイラスト案も公開され、上下ユニフォーム姿の五十鈴華、西住みほとの3ショットのラフ画を見たホーリーくんは、自身の凛々しい姿にご満悦の様子でした。

最後に沼田社長は「ガールズ&パンツァーのファンの皆様、これをきっかけに是非スタジアムへ来て頂いて、熱き戦車道への思いをサッカー道にも注いで頂きたい。そして水戸ホーリーホックのサポーターの皆様、引き続き、熱い声援を是非ともよろしくお願い致します」。
廣岡さんは、「言い方はちょっと乱暴かもしれませんが、規模の小さいクラブでも頑張っているホーリーホックと一緒になって闘っていきたい。やるからには徹底的にやる。そうして、水戸ホーリーホックのサポーターの皆様に伝わるような施策をこれからもやっていきたいと思います。自信を持って言いますけれども、ガールズ&パンツァーは戦車の知識がなくても老若男女楽しんでいただける本当に素晴らしい作品。これをきっかけに一度観て頂きたいなと思います」と水戸サポーター、ガルパンファンへ熱のこもったメッセージを送り、記者会見を締め括りました。

いよいよスタートしたホーリーホックとガルパンの共闘。
それは、相乗効果を生み出し、今シーズン、共に大きな成果を創り上げていくことでしょう!

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【写真 水戸ホーリーホック提供】

(米村優子)

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