デイリーホーリーホック

【レビュー】J2第1節大分トリニータ戦「アクシデントを乗り越えた強固な土台と2つのプラスアルファ」(2014/3/3)

大分を凌駕したアタッキングサードでのプレー

「イレギュラーに対応できるチーム作りを行ってきた」。試合前に柱谷哲二監督が豪語した通りの力強い戦いを選手たちは見せてくれた。
試合直前に細川淳矢と冨田大介が負傷。1週間前から準備してきた3バックを急きょ4バックにして臨むことに。そして、試合中に流れが悪いと見ると、4-1-4-1に変更。最後は3-4-3で逃げ切りを図った。
「システムなんて関係ない!」。プレビューのタイトルを体現するかのごとく、チームは柔軟に形を変えながら勝利をもぎ取った。
決して内容がよかったわけではない。しかし、いかなる状況でも選手たちは「より多くのコミュニケーションを取ることを実践してくれた」(柱谷監督)ことで安定感を失うことはなかった。
それこそ3年間蓄積してきた力。確かな土台ができていることを確信させる勝利であった。

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