【レビュー】明治安田生命J2リーグ第6節アビスパ福岡戦 「足りなかったこだわり。勝負の神が宿る要素はなかった」(2015/4/6)
「クオリティーの問題」と嘆くのも無理なかった
今季最も水戸らしさを出したゲームだった。だからこそ、悔やまれる敗戦だ。相手に屈したというよりも、自分たちで手放した勝利と言っても過言ではない。
「クオリティー!」。90分間、何度も取材ノートに書きなぐった。絶妙なサイドチェンジで相手を揺さぶり、ここからスピードアップして攻めるという勝負のパスでイージーミス。サイドで数的優位を作って局面を打開し、あとはゴール前に合わせるだけというクロスが明後日の方向に飛んでいく。相手の好守ではなく、自分たちのミスでチャンスをつぶし続けた。90分間のほとんどの時間で試合を支配していても、それでは勝てるわけがなかった。
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