【コラム】「鈴木武蔵の心を突き動かした『情熱』と『データ』」（1430文字）（2015/8/5）

2015年08月05日 16時05分　
カテゴリ：コラム

【写真　佐藤拓也】

選手登録期間終了が近付き、訪れたチャンス

多くの人に驚きを与えたU-22日本代表FW鈴木武蔵の期限付き移籍加入。この件に関して、小原光城強化部長と西ヶ谷隆之監督がそろって「いい縁があった」と口にしたのが印象的だった。
元々柱谷哲二前監督時代のゴールデンウィーク前からFWを補強ポイントとして何人かの選手をピックアップして、オファーを出してきたものの、どれも話がまとまらなかったという話は聞いてきた。しかし、候補の中に「鈴木武蔵」の名前が入っているとは耳にしたことはなかった。
実際、西ヶ谷監督が「（資金的に）彼レベルの選手をウチが狙って獲るのは無理」と話すように、水戸にとってU-22日本代表FWは「手の届かない存在」と捉えており、候補には入っていなかった。

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