【レビュー】天皇杯1回戦 ラインメール青森FC戦 「ふがいなき逆転勝利。チームが抱える現状の課題が浮き彫りに」(1670文字)(2015/8/30)
低調なボランチの出来がチームを象徴していた
「正直、僕が思っていたより全体のパフォーマンスは低かった」。西ヶ谷隆之監督は怒りを噛み殺しながらそう口にした。
第30節北九州戦から先発8人を入れ替え、これまで出場機会に恵まれなかった選手を中心に先発平均年齢23.3歳という若い布陣を組んで臨んだ。それは西ヶ谷監督からの期待でもあった。
「彼らは一生懸命練習に取り組んでいるので、チャンスを与えたかった」
監督交代後、メンバーをある程度固定して戦ってきた。それによりコンビネーションが高まったことが一時調子を上げた要因の一つであった。ただ、チーム総力戦となる終盤を勝ち抜くためにも、選手層の厚さは必要不可欠。この一戦は勝利とともに新たな選手の台頭が期待された。
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