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デイリーホーリーホック

【取材後記】「10球の重み」(2015/9/7)※無料記事

【写真 米村優子】

【写真 米村優子】

天皇杯2回戦北九州戦のウォーミングアップを見ている時、隣にいたクラブスタッフがこうつぶやきました。
「北九州は全部天皇杯ボールでうらやましいな」
そう言われて見てみると、確かに北九州はすべて天皇杯用ボールでウォーミングアップを行っていました。一方水戸は、天皇杯ボールは10球のみで半分以上リーグ戦用のボールを使用していたのです。

天皇杯用のボールは大会前に各クラブが購入することとなっており、何球を購入するかはクラブの裁量に任せられているそうです。北九州はウォーミングアップで使う分だけ購入したのでしょう。だが、水戸は10球しか購入しなかったのです(1回戦の対戦相手の青森はすべてリーグ戦用ボールでした)。
クラブとして着実に前進してきたとはいえ、決してJ2の中で資金力の高いクラブではない北九州とさえ資金力に差があるという厳しい現実を目の当たりにしてしまいました。

ただ、試合開始の笛が鳴ったら、そんなことは関係ありません。すべてを受け入れ、相手を倒すために戦わなければならないのです。そして、選手たちは気持ちを前面に見せたプレーで見事勝利を手にしてくれました。
3回戦は順当に行けば、鹿島との茨城ダービーとなるでしょう。これまで数々のタイトルを獲得してきた「常勝軍団」鹿島とクラブ力に差があることは自明のこと。でも、負けるつもりはさらさらありません。その差を言い訳にすることなく、「10球の重み」をプレーに込めて、ジャイアントキリングを起こしてもらいたいと思います。

(佐藤拓也)

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