【レビュー】明治安田生命J2リーグ第42節京都サンガF.C.戦 「『もっと強くなれ!』。来季に向けて試練を与えられた最終戦」(1875文字)(2015/11/25)
内容は悲観するものでなく、成長を感じさせた
後半アディショナルタイムに与えた左サイドからのCK、ニアに走り込んだ大黒将志に頭で合わされたボールは大きな弧を描きながら、水戸ゴールに吸い込まれていった。
歓喜に沸く京都の選手たちとは対照的に水戸の選手たちはその場に崩れ落ちた。
「今年を象徴する試合」。試合後、田中雄大は肩を落としながらそう振り返った。
序盤からゲームを支配して多くのチャンスを作ったものの、ワンチャンスで失点して同点に追いつかれた。そして77分に退場者を出した後は粘り強く戦いながら、最後の最後で力尽きた。
またしても露呈してしまった“勝負弱さ”。そういう意味で田中の言葉通りの姿を露呈したと言えるだろう。
J2残留を決めることはできたが、19位という成績はまったく満足できるものではない。1年間の悔しさがじわりとこみあげてきた。
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