デイリーホーリーホック

【HHレポート】「水戸スタッフらが救命処置を学ぶ講習会を開催」 (2016/5/31) ※無料記事

【写真 米村優子】

【写真 米村優子】

AEDを使った心肺蘇生法の実技演習や脳しんとうや出血時の対処法を学ぶ

より安心安全なスタジアム運営や練習中の事故に備えて、水戸スタッフらが5月27日、水戸市笠原町の水戸市笠原市民センターでAEDの使用方法、心肺蘇生法などを学ぶ救命講習会を開催しました。

ホーリーホックは約5年前にも同講習会を開催。
トップチームの練習時、ホームゲーム中は最大4台のAEDを携帯し、毎試合前に全ての電源を入れて、その動作確認をしています。
今年3月27日のナビスコカップ甲府対大宮戦で会場スタッフが心肺停止の観客に対しAEDによる迅速な処置を行ったことにより一命を取り留めた事例や新スタッフも多数加わったことを機に、今一度、救命処置の知識と技術を身につけようと今回の講習会が開かれたのです。

【写真 米村優子】

【写真 米村優子】

この日は水戸のフロント、下部組織の監督やコーチ陣、ホームゲームのスタジアム運営に携わるエールクリエイトのスタッフ、ホームゲーム運営ボランティアの約20人が参加。
水戸地区救急普及協会の応急手当指導員を講師に招き、胸骨圧迫(心臓マッサージ)、人工呼吸器、AEDの使用方法などの心肺蘇生法、窒息防止に有効な回復体位の実技演習やサッカー選手に多い出血時、脳しんとう時の対処法を約2時間半かけてじっくり学びました。
事業部次長で運営担当の佐藤秀一さんは「スタジアムは多くの人の命を預かる場所。興行主として緊急時でも冷静に勇気を持って率先して行動できるよう、このような講習会を重ねていきたいと思います」と述べていました。

水戸ホーリーホックでは、今回スケジュールの都合で参加できなかったスタッフ全員も同様の講習を受ける予定です。

【写真 米村優子】

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(米村優子)

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