デイリーホーリーホック

【インタビュー】ホーリーホックの今を知るpart1 事業・営業統括 事業チームリーダー ホームタウン担当 薗部 光章さんに聞く「ホームタウン活動の今(前編)」(2016/12/25)

水戸ホーリーホックが戦っているのはグラウンドの中だけではありません。
グラウンドの外でも様々な活動を行い、チームを支えてられています。
スタッフの努力があるから、選手たちはグラウンドで戦うことができているのです。
グラウンド外でのホーリーホックの「今」を知る企画、第一弾はホームタウンです。
果たして、ホームタウン活動の現状はどうなっているのでしょうか?
担当の薗部光章さんにお話を伺いました。

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【写真 米村優子】

【写真 米村優子】

Q.薗部さんは何年に入社されたのですか?
「12年6月です」

Q.入社した時のクラブの状況はどうでしたか?
「震災の翌年に入社したのですが、当時のクラブは試合を開催することに追われていて、目の前の試合を行うことで精いっぱいという印象でした。サブグラウンドが駐車場になっていましたし、今のイベント会場もあまり機能していなかった。楽しい雰囲気が足りなかったですよね。それよりも、少し寂しい印象を受けました。試合の中身を僕らは変えることができない。ならば、どうやってスタジアムを演出して、どうやってお客さんを集めて、どうやってお客さんを楽しませるのかということに力をつけていかないといけないと強く思いましたね。入社して最初に企画したのが、サブグラウンドでのサッカー教室の開催でした。今では当たり前になっていますが、当時はまったく行われていませんでした。子供たちにサッカーを教えるだけでなく、ホーリーホックのコーチが教えるということによってPRになるのかなと。もう一つ、力を入れたのが地域の保育園・幼稚園への巡回指導でした。僕が入社した時は年間50回ぐらいしか行っていなかった。今は300回以上行っています。まず、子供たちにホーリーホックを知ってもらおうということで、教育委員会にコンセプトを説明して、13年から本格的に活動に力を入れてきました。14年からは巡回指導には必ずホーリーくんを参加させることにしました。今ではホームタウン担当はほとんど毎日ホーリーくんを連れて、2~3か所回っていますよ。ホーリーくんを通して、クラブの認知度が上がってきたかなという実感があります」

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