デイリーホーリーホック

【コメント】清水貴文選手「自分の持ち味はドリブルとスピード。結果を出すためにサッカーと向き合って自分を高めていきたい」(2017/3/28)※無料記事

【写真 佐藤拓也】

Q.今日から水戸に合流しました。チームの印象は?
「自分はまずこのチームに慣れて、チームメイトやスタッフに自分の持ち味を分かってもらおうと思い、そのためにも初日は大事だと思っていました。その中でみんな声をかけてきてくれましたし、いい雰囲気の中、初日の練習を迎えることができました」

Q.この時期の加入ということに驚いたのですが、なぜ移籍をしようと思ったのですか?
「今の自分に足りない部分をこのチームで補いたいと思い、また、出場のチャンスを求めて移籍してきました。水戸でいい結果を残して、さらなる上に向かっていきたいと思っています」

Q.西ヶ谷隆之監督には中京大学時代に1年間指導を受けているとのことですが。
「そうですね。監督に知ってもらえているだけでも違うと思ったので、それも移籍を決めた一つの理由ですね」

Q.オファーはいつあったのですか?
「先週いただきました。自分は期限付きでの移籍を希望していたので、即答で『行く』と返事をしました。」

Q.監督からはどのような話がありましたか?
「J2は決して甘くないと。自分で打開していかないといけないということを伝えられました。自分はなかなか磐田で出場機会に恵まれなかったので、水戸ではまず試合に関われるようにイチからサッカーと向き合って頑張っていきたいと思っています」

Q.サポーターにはどういうプレーを見てもらいたいですか?
「自分の持ち味はドリブルとスピード。左サイドに湯澤選手といういいお手本がいる。ライバルとして競える選手ですので、切磋琢磨して頑張っていきたいと思います」

Q.サイドでのプレーを得意としているとのことですが、右と左のどちらが得意ですか?
「両方プレーできます。どっちでも自分の持ち味を出せると思っているので、そういうところを見てもらいたいと思います」

Q.そういう部分を初日からアピールしたかった?
「ですね。でも、初日からこんなに練習がきついとは思っていませんでした(苦笑)。大学の時を思い出しました。プロになってからはじめてです。驚きました」

Q.でも、球際やハードワークといったところは水戸のベースです。それを初日に感じることができたのでは?
「そうですね。水戸に移籍が決まってから何試合か見たのですが、みんなハードワークしていた。自分はそういうスタイルのチームが好きなんです。パスをつなぐサッカーよりもハイプレスで戦うサッカーの方がいい。水戸は見ていてすごく楽しいサッカーだった。そこに惹かれたことも移籍を決めた理由です」

Q.磐田ユース出身というと、船谷圭祐選手や佐藤和弘選手といった先輩がいますね。
「和弘さんは大学でも先輩です。船谷さんのプレーはユース時代にスタジアムで見ていたので、一緒にプレーできるのが楽しみです。磐田の選手たちも『船谷選手はすごくうまくて、欲しいタイミングでボールが出てくるから、意思疎通しろよ』ということを言われました」

Q.佐藤和弘選手とは高校と大学で一緒にプレーしていますね。
「ユースで1年間、大学で2年間一緒にプレーしています。なので、自分の特徴を分かってくれていると思う。やりやすい人がいるのは心強いです」

Q.今後の目標は?
「まず、いち早くメンバーに入って、試合に出場したい。そして、結果を出すためにサッカーと向き合って自分を高めていきたいと思います」

【写真 佐藤拓也】

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