デイリーホーリーホック

【HHレポート】「『すべては故郷のために』 沼田社長が水戸市内で講演会」(2018/2/27)※無料記事

【写真 米村優子】

クラブやJリーグの歴史や現状から育成強化、経営戦略などを語る

「第12回この人に聞く 水戸ホーリーホック沼田社長~すべては故郷のために」が2月19日、水戸市南町の茨城新聞社みと・まち・情報館で開かれ、沼田邦郎社長がミニ講演会を行いました。

沼田社長は一般参加者約30人の前で、Jリーグやクラブの歴史や現状、水戸のエンブレムの意味やクラブ名の由来を紹介。
10年前に社長就任した当時から力を入れている「育成」について、「社会に求められる人材とは、傾聴力や主張力など人間力を持つ人。規律やハードワークも備え、サッカー“も”出来る人材をこれからも育てていきたい」と強調しました。

2018年の経営戦略に関しては、今月からから使用しているアツマーレを活用した地方創生、ベトナムなどアジアへの農業技術支援の推進、育成プロジェクトを発表。
「ユースからトップチームへ昇格する選手、東京五輪候補選手だけでなく、2026年ワールドカップでは水戸アカデミー出身の日本代表選手を輩出したい」とコメント。

最後に「クラブとしてではなく、一個人として」と前置きしながら、JR内原駅付近での複合型スタジアム建設の夢も語り、「地域に産業を興したい。地域の皆さんに私達を利用してもらって、地域を活性化し、人口増加に寄与したい。すべては、故郷のために」と締め括りました。

【写真 米村優子】

(米村優子)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ