デイリーホーリーホック

「水戸と町田のスクール生が城里町を満喫!Jクラブとの宿泊交流会を初開催!」【育成NOW】※無料記事

【写真 米村優子】

アツマーレだけでなく「山びこの郷」「ふれあいの里」「ホロルの湯」も利用

水戸ホーリーホックと町田ゼルビアのスクール生が3月31日、4月1日、城里町内で一泊二日の交流会を開催。Jクラブならではの多種多様な経験ができるスクールを目指す水戸は、新拠点となる城里町で他クラブとの宿泊型のイベントを初めて実施しました。

【写真 米村優子】

参加したのは小学2~5年生で、水戸は16人、町田は24人の計40人。
両スクールのコーチ達は以前から面識があったこと、小学校の春休み期間と町田戦が上手く重なったことから、このタイミングで開かれました。
こういったJクラブのスクール同士の宿泊交流会は、全国的によく開かれるメジャーなイベントの一つですが、水戸主催で実施されるのは今回が初。
他のJクラブとの交流を通じて、他県のサッカー仲間を作ったり、自他クラブの選手とさまざまシーンでコミュニケーションを取ることで、水戸の理念の一つである「サッカー“も”できる」子どもを育むのが主な目的です。
今年からトップチームの練習拠点が城里町に移ったことを活かし、アツマーレを含む町内の施設4ヶ所で交流が行われました。

【写真 米村優子】

まず水戸と町田のスクール生らが訪れたのは、アツマーレの近くにある七会野外活動センター「山びこの郷」(徳蔵)。
ここでは町のブランド豚・キングポークや地場産の野菜を自分達で焼きながら食べるというバーベキューランチを堪能。特にキングポークは子ども達から大人気で、「美味しい!」と口いっぱいに頬張る姿があちこちで見られました。
美味しい昼食でお腹を満たしたスクール生らは、お散歩がてら歩いてアツマーレへ移動。道中はチーム関係なく、互いに他愛のない話で笑い合う声が七会地区に響き渡り、まるで遠足のような雰囲気に。
そしてピッチに集合すると、高学年と低学年に分かれ、早速ミニゲームに挑戦。城里の恵みでフル充電された子どもらは、元気よくピッチを駆け回っていました。
その後は日本初の公営オートキャンプ場「ふれあいの里」(上入野)で巨大なキャンプファイヤーやフォークダンスを体験。両スクール生はすっかりと打ち解け、のびのびと遊ぶ様子はなんとも微笑ましく見えました。
晩ごはんは、水戸のコーチ陣お手製カレーに舌鼓。全員で「ホロルの湯」(下古内)の温泉に浸かり、カラフルな新バンガローで共に一夜を過ごしたスクール生ら。
まさに城里づくしの一日となり、豊かな自然を体いっぱいに感じながらリフレッシュしていたようでした。
翌日は、ケーズデンキスタジアムへ移動。サブグラウンドで開かれたユニセフのサッカー教室に共に汗を流し、町田戦を各々観戦して交流会は終了しました。

【写真 米村優子】

普及リーダーコーチの檜山魁斗さんは「水戸が城里町にやって来た利点を活かし、Jクラブでなければ体験できない宿泊交流会となったのではないかと思います。僕らが思っていた以上に、両チームの子どもらがあっという間に打ち解けていて、サッカー以外も満喫していたようで何よりです。普段スクールであまり喋らない子が、こういう場に来たら別な面も見られて、普段のコミュニケーション能力もグッとアップしたりすることもある。今後も他クラブとのタイミングが合い次第、たくさんのサッカー仲間を作ったり、スクール時代の思い出づくりができるこのイベントを開いていきたいです」と手応えを感じた様子です。
これからもJクラブの水戸だからこそできる体験を追求し、サッカーだけではなく豊かな心も育むスクールイベントが次々と実施されていくことでしょう!

【写真 米村優子】

(米村優子)

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