デイリーホーリーホック

J2第11節京都サンガF.C.戦「先制直後に流れが急転。経験不足を露呈し、『闘莉王』に屈す」【レビュー】

【写真 水戸ホーリーホック】

あまりにも幼稚な失点

「流れが急転した」
長谷部茂利監督が振り返るのは、水戸の先制ゴールの直後。京都が田中マルクス闘莉王を前線に投入すると、流れは一気に京都に傾き、闘莉王を中心としたパワープレーに水戸は押し込まれることとなった。そして81分にCKのこぼれ球を蹴り込まれて同点に追いつかれると、終了間際にGKのキックを闘莉王が落としたボールが右サイドに渡り、クロスから逆転ゴールを喫した。試合終了の笛が鳴り響くと、7戦ぶりの勝利を手にして最下位を脱出した京都の選手たちは優勝したかのように喜びを爆発させた。一方、水戸の選手たちはその場に崩れ落ちた。

(残り 1609文字/全文: 1963文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ