J2第16節アビスパ福岡戦「勝負を分けた『武器』の有無。11本ものCKを得て無得点では勝つことはできない」【レビュー】
福岡の武器である鈴木惇の左足が生んだ2点目
福岡が勝利を大きく引き寄せたのは、2得点目であった。53分にその日初めてと言っていい決定機を生かして先制した福岡はその5分後にペナルティエリア付近でFKを獲得。鈴木惇が左足を振り抜いて放ったボールは壁の横をすり抜けて、ゴール左隅に吸い込まれていった。「今季一番悪い試合の入りだった」と試合後、井原正巳監督が憮然とした表情を見せたように、福岡にとっては苦しい試合だった。それでも勝利を手にできたのは、これまで多くのFKを決めてきた鈴木惇の左足という「武器」が輝いたからだ。
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