天皇杯3回戦川崎フロンターレ戦「証明した『全員戦力』。PK戦で敗れるも、3つの守備を使い分けてJ1王者を追い詰めた」【レビュー】

2018年07月12日 12時33分　
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【写真　水戸ホーリーホック】

「ベストメンバー」の期待に応えた選手たち

日本代表MF大島僚太以外ほぼベストメンバーで臨んだ川崎に対し、水戸は第22節讃岐戦の先発から全員を入れ替えて試合に挑んだ。4分に左サイド中村憲剛からのクロスを谷口彰吾に頭で合わされて川崎に先制を許すと、そのまま昨季のJ1王者に圧倒される展開が続く予感が漂った。しかし、試合は1点差のまま進み、後半アディショナルタイムに船谷圭祐が蹴った左CKを冨田大介が頭でゴールに突き刺し、水戸が土壇場で延長戦に持ち込んだ。PK戦の末、水戸は敗れたものの、リーグ戦で出場機会に恵まれない選手たちを中心とした水戸の健闘が光るゲームであった。

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