デイリーホーリーホック

J2第27節徳島ヴォルティス戦「超強力攻撃陣を擁する徳島に、隙を見せず、隙を突く戦いを見せることができるか。攻守の集中力が問われる一戦」【プレビュー】

【写真 佐藤拓也】

前節ハーフタイムで叱咤した長谷部監督の真意

4対1で快勝した前節愛媛戦だったが、ハーフタイムに長谷部茂利監督は「珍しく怒った」(茂木駿佑)という。それは先制点から3分後に許した失点について。「神谷という選手がああいうことができることだったり、神谷選手のシュートを近藤選手が押し込むという形が直近の試合であって、そういうことを紹介しておいたにも関わらず、ああいう失点を喫してしまった。あのボールにウチの選手は7、8人がかかわっていた。それを考えると、腑に落ちないというか、(ゴール前に人が)いる意味がないという気がしました。なので、ハーフタイムに怒ったというより、叱りました。『何のためにそこにいるの?』と。それで『できるならば、同じことを繰り返してほしくない』ということを伝えました」と長谷部監督は振り返る。その結果、後半は「持っている力をもっと出そうという気になったと思います。守備のところよりも攻撃のところで積極性が出たような印象を受けました」と長谷部監督が言うように、水戸らしいアグレッシブな守備の精度が高まり、鋭い出足から勢いを出して3得点を奪って勝利を手にした。

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