鹿児島とたこ焼きとTENGA(海江田哲朗)【J論】

デイリーホーリーホック

【新春特別企画】茨城新聞水戸担当・藤谷俊介記者×デイリーホーリーホックメインライター・佐藤拓也対談(後編)「ホーリーホックを読もう!」※無料記事

地域面や社会面でも記事を掲載

佐藤:藤谷さんは今年から水戸の担当となりましたが、担当としてどういったことをしたいと思いましたか?

藤谷:まず、新聞を読んでもらいたいという思いが第一にあります。水戸は平均観客約5000人。サポーターズクラブ会員が約2600人。その方たちに確実に訴求したいという思いがありまして、そのために単純に記事を増やすということに加え、昨年はじめたことの一つとして「こども記者」というイベントを企画し、さらに第40節甲府戦で茨城新聞のブースを出すなど新たな取り組みを行いました。また、ひたちなかキャンプでは毎日記事を書くようにしました。

佐藤:藤谷さんの意志で記事を増やしたのですか?

藤谷:今まではひたちなかキャンプに関して、初日と最終日しか記事が出ていなかったんです。昨年は5日間すべて記事を出すようにしました。情報量が少ないと、水戸サポーターの方に新聞を読んでもらえない。なので、読者を増やすためにもそういう取り組みをしました。沖縄キャンプでもキャンプレポートだけでなく、日替わりで選手のコラムを掲載するようにしました。

佐藤:そういうのは担当者がデスクとかけあって決めるのですか?

藤谷:最終的にデスクが判断します。そのためにもデスクに提案しないといけません。なので、積極的に提案したところ、「いいんじゃない」と言ってもらえました。前年に掲載されていないような内容の記事も昨年はいろいろ書かせてもらいました。

佐藤:昨年は記事が増えましたよね。茨城新聞さんは鹿島アントラーズさんにも力を入れています。アントラーズさんの担当は毎日アントラーズだけを取材しています。ただ、ホーリーホックの場合は他の競技も取材しながら、基本的にホームゲームと週に1度練習取材をするという形です。もっと取材に来たいという思いもあるのでは?

藤谷:冬の時期は行われている競技が少ないので、キャンプ取材に行けるんですよ。でも、春以降は他の取材が多くなり、夏場はなかなか来れなくなってしまうんです。

佐藤:それでも、記事を増やしたいという藤谷さんの熱量は日々感じていました。スポーツ面だけでなく、社会面や地域面でもホーリーホックの記事が頻繁に掲載されていました。

藤谷:クラブの協力もあり、いろんな形で取材をさせていただきました。昨年は地域面で50本近く記事を掲載させてもらいました。例年に比べて多いですね。ライセンス問題があったということもあるのですが、宇宙まおさんの記事だったり、こいのぼりを上げた記事だったり、そういう細かいニュースもどんどん記事にしていくことを心がけていました。

佐藤:スポーツ面でなく、地域面に乗ることはファン層拡大に向けて大きいと思います。僕らもHHレポートで、クラブの取り組みを発信していますが、そこに水戸ホーリーホックの価値はあると考えています。

藤谷:本当にそうなんですよ。水戸は年に365回以上サッカー教室を開催していますし、年間800回以上ホーリーくんが地域のイベントに参加している。それがどれだけすごいことなのかを伝えたいですよね。あと、今年はMake Value Project(MVP)もはじまりました。そういう新たなクラブの取り組みも多くの人に知ってもらいたい。スポーツ面より地域面に興味のある人にも水戸の魅力を伝えられるようにしていきたいと思っています。

25周年を記念した特集記事も掲載する予定

佐藤:記事を書く時、ホーリーホックファンを意識しているのか、それともホーリーホックを知らない人を意識しているのでしょうか?

藤谷:どちらかというと、後者です。書き方に関しても、ホーリーホックのことを何も知らない方が読むことを想定して記事を書いています。MVPの記事を書いた時も「ブラインドサッカーをやりました」だけでなく、MVPの取り組みだったり、どういう趣旨があるのか、また西村強化部長がどんな位置を持って取り組んでいるのかといったことを書くようにしています。実際、サポーターの方は僕よりクラブのことを知っていると思うんですよ。あらためてその方々に説明する必要はないと思っていて、まだ知らない人が分かるように記事を書いているつもりです。僕も何も知らないところからのスタートだったので、取材しながら勉強させてもらっていました。

佐藤:先ほどお話されました第40節甲府戦で出された茨城新聞ブースについて聞きたいのですが、ブースではどんなことをされていたのでしょうか?

藤谷:まず、茨城新聞でホーリーホックの記事はこうやって掲載されていますということを来場者の方に知ってもらいたかったので、昨季のホームゲームの試合の記事を貼りだして紹介させてもらいました。また、実際の新聞を配布させてもらったり、購読の申し込みの受付もしました。あと、「記念日新聞」の発行をしていました。たとえば、生まれた日や記念日などの特定の日の茨城新聞の一面をその場でプリントアウトして販売させていただきました。昨年は15年ぶりに首位に立ったので、その記事が新聞の一面となった日の新聞を購入された方が多かったですね。

佐藤:反響は大きかった?

藤谷:記念日新聞を購入していただいた方は多かったですね。あと、貼りだした記事も多くの方に読んでいただきました。

佐藤:藤谷さんの記事に対する反響ってありましたか?

藤谷:僕が一番印象に残っているのは、天皇杯川崎戦の先発予想を全員外したんですよ(笑)。試合後の練習取材の際、サポーターの方から「あんなに外れると爽快だね」と言われてしまいました(笑)。それが一番記憶に残っています。

佐藤:あれを当てるのは難しいですよ。

藤谷:昨年、茨城新聞の水戸ホーリーホックの記事が増えたぞという声を少しですが、聞けたのはうれしかったですね。

佐藤:やっぱり、地域紙として地域のチームの情報をメインにして、全国紙との差別化をしていくべきですよね。

藤谷:その思いはすごく強いです。水戸ホーリーホックは年間観客10万人を超えています。平均5千人ですから。そういった方々に新聞を読んでもらいたい。また、クラブと一緒に成長していきたいという思いも持っています。茨城新聞を読んで水戸ホーリーホックの試合に行きたくなったと思う方を増やしたいですし、水戸ホーリーホックの記事を読みたいから茨城新聞を買うという方も増やしていきたい。そこを両輪として成長していければと思っています。今年は月に一度試合会場にブースを出してPRさせていただきます。また、クラブ25周年を記念した特集記事も掲載する予定です。そうやってさらに関係を深めていける1年間にしたいですね。

佐藤:ホーリーホックを読むなら茨城新聞!

藤谷:そう思ってもらえるようになりたいですね。昨年1年担当をやらせてもらって気づいたことがたくさんありました。それを今年生かしていきたいと思っています。

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