デイリーホーリーホック

開設7周年記念 記憶に残る記事を再掲⑥ 【HHレポート】「『青のユニフォームに恥じないプレーを魅せたい』水戸ホーリーホックアイスホッケー部始動!」(2014/1/21)※全文無料公開

HHレポートの中で最も反響があった記事です。多くの方にシェアしていただき、水戸ホーリーホックがいかに多様性のあるクラブかを象徴するような存在。国体の中軸を担う選手も多数在籍しており、チームとして着々とレベルアップしている水戸ホーリーホックアイスホッケー部。今後の活躍にも目が離せません!

米村優子

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【写真 米村優子】

茨城の子供達の身近な存在、お手本になれるようなアイスホッケーチームへ

ソチ・オリンピックを直前に控え、注目が高まるウィンタースポーツ。
Jリーグ百年構想の地域スポーツ振興活動の一環で、チアリーディングチーム、女子ラグビー、障がい者サッカー大会に尽力してきた水戸ホーリーホックは、2013年度から新事業をスタートしました。
その名も「アイスホッケーチーム強化プロジェクト」。
日本ではマイナースポーツに分類されるアイスホッケーですが、茨城の子供達の身近な存在、お手本になれるようなチームを作り、その普及活動に取り組みたいと、昨年9月末に「水戸ホーリーホックアイスホッケー部」を発足しました。

日立市みなと町のウェルサンピア日立スケートリンクで活動していたチーム「ウェルズ」のメンバー中心に、インターハイや関東大会の優勝経験者、元実業団選手、アイスホッケーチームの指導者らなど、現在は20~53歳の14名が所属。皆、普段は広告代理店、大手企業会社員、銀行員、公務員などに勤務する社会人で、全員が経験者です。
拠点となる笠松運動公園アイススケート場(ひたちなか市佐和)で毎週1回、トレーニングに励んでいます。

茨城県アイスホッケー連盟には、現在10チームが加盟。
トップリーグのAグループ4チーム、社会人チームのBグループ4チーム、ジュニアと女子チーム2チームがあります。
水戸ホーリーホックは水戸啓明高等学校、筑波大学男子アイスホッケー部、筑波大学医学アイスホッケー部と共に、Aグループに所属。
チーム発足直後に昨年の茨城県民総合体育大会、茨城県連盟会長杯に出場し、優勝した水戸啓明高校に次いで、2位と健闘しました。

名立たる古豪に打ち勝ち、日本一を目指す

茨城県アイスホッケー連盟理事、水戸啓明高校アイスホッケー部コーチも兼任している堀口泰司監督は、「他の競技にはなかなかないスピードとハードなチェックが見所。アイスホッケーは、リスクを怖れず前へ前へと進む『アメリカ・カナダ型』とキープ率を高め、パスを繋いで連携しながら多種多様な攻め方をする『ヨーロッパ型』の2種類に大きく分かれますが、我々は後者を目指しています。まだ発足したばかりの真っ白なチームですが、Jクラブである水戸ホーリーホックの名に見合った、レベルの高い選手が集まりました。今後も実力のある若い選手を補強しながら、日本最高峰の大会『日本アイスホッケー連盟会長杯』で名立たる古豪に打ち勝ち、日本一になりたいです」と目標を語ります。

ユニフォームは、広告代理店に勤務する堀口監督自らデザインを考案。
胸の中央にはホーリーホックの大きなエンブレムが掲げられ、背番号のカラーには「頂点を獲るために」ゴールドが採用されています。
最年長53歳のベテラン指導者で、チーム随一のポイントゲッターの渡辺祐次さんは、「ホーリーホックの名で戦える事は光栄ですよ。そのためにも強くならないと失礼。青のユニフォームに恥じないプレーを魅せたいです。まだ始動したばかりでメンバーも少ないですが、実力ある選手が加われば、3、4年後には強いチームになれると思いますよ」と意気込んでいました。

“氷上の格闘技”との呼ばれる、アイスホッケー。最高時速220キロとも言われるパックのスピード、戦術的かつダイナミックなプレーを観に来て貰いたいと堀口監督は話します。
社会人アイスホッケー界の日本一を目指すホーリーホックファミリーが奮闘する姿を、是非一度、生で観戦してみてはいかがでしょうか?

※「水戸ホーリーホックアイスホッケー部」の試合情報は、デイリーホーリーホック公式Twitter等でご紹介します。

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【写真 米村優子】

(米村優子)

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