今夏のJリーグ移籍市場の深層をベテラン代理人が明かす(J論)

デイリーホーリーホック

「株式会社アトラエと資本業務提携およびユニフォームパートナー契約決定に伴う記者会見全文」『クラブ全体のエンゲージメントを高めて、パフォーマンスを高めていく』【ニュース】※無料記事

【写真 佐藤拓也】


司会
「このたび、株式会社水戸ホーリーホックと株式会社アトラエはエンゲージメント経営や人材育成など両社の持つノウハウの共有を通し、応援してくださる皆様へのさらなる貢献を目指し、資本業務提携の合意に至りました。本日は提携の目的や内容に加えて、提携に至るまでの経緯や思い、今後の取り組みについてのお話を両社代表からお話させていただきたいと思います。

【写真 佐藤拓也】

株式会社水戸ホーリーホック代表取締役 沼田邦郎
「今日は株式会社アトラエ様とのユニフォームパートナー決定と資本業務提携決定に対する記者会見を開かせていただきました。みなさまにお集まりいただき、誠にありがとうございます。

このたび、我々水戸ホーリーホックは素晴らしいパートナーとして、株式会社アトラエ様をお招きすることができました。我々水戸ホーリーホックは2000年からJリーグに参入し、今年は好調を維持しております。ここまで多くの方の素晴らしい支援をいただきながら、今回また素晴らしい企業様が我々水戸ホーリーホックに支援していただけることが決まりました。非常に嬉しい限りであります。

我々水戸ホーリーホックは『人が育ち クラブが育ち 町が育つ』をクラブミッションとして掲げてきました。人の育成を大切にしてきた中で、同じような考えを持って経営をされている、また、エンゲージメントを高めることを企業理念とされている株式会社アトラエ様と一緒に何かできないかという共感のもと、今回の提携に至りました。我々はずっとご支援いただいているケーズデンキ様の『がんばらない経営』にあたる社員を一番に考える方針のもと経営してきたのですが、そのケーズデンキ様と同じような企業理念を持たれる株式会社アトラエ様にJリーグクラブを利用していただき、我々がファーストペンギンとなれるように、新しいJリーグのモデル、新しいクラブという形として進めさせていただければと思っている次第であります。

今日もトップチームの細川淳矢が来ていますが、選手、そして我々フロントスタッフ、アカデミースタッフが社員一丸となってエンゲージメントを高める組織づくりをさらに進めて行って、Jリーグで最初のステージにのし上がっていければと思っています。それにより、強いチーム、そしてみなさまから愛されるチーム作りができるようになると思っています。今日はこのような会見の場をいただき、非常にありがたく思っています。

我々水戸ホーリーホックはJリーグ100年構想のもと、地域に根差した活動をこれからも進めていく次第であります。また、水戸ホーリーホックが世界に羽ばたけるクラブになっていきたいと思っています。ぜひ、ご協力をいただきながら、さらなるご支援をいただきながら、進めていきたいと思っています。今日はありがとうございます」

【写真 佐藤拓也】

株式会社アトラエ 代表取締役CEO 新居佳英
「今、沼田社長からお話がありました通り、我々は株式会社水戸ホーリーホック様と資本業務提携として、株主として水戸ホーリーホックの経営に力を捧げさせていただこうと考えています。また、ユニフォームのパートナーとして別途違う支援をしていこうと思っております。今回、我々民間のインターネット企業がどういった経緯で出資をすることになったのか、スポンサーになったのかという背景の判断についてお話させていただきます。

我々は、エンゲージメントを生かして社員の実力を最大限に発揮させるエンゲージメントに関した経営を強みとして今まで経営をさせていただいてきました。我々のサービス『wevox』というエンゲージメントを測定するためのツールを会社組織だけでなく、スポーツチームにも導入いただいている実績があります。スポーツチームのパフォーマンスもエンゲージメントによってかなり変わってくる、高まるんじゃないかということを仮説として非常に強く思っています。今回、水戸ホーリーホックならびフロントスタッフを含めて、また、我々株主やファンの方も含めて、全体のエンゲージメントを高めて、パフォーマンスを高めていくことに挑戦していきたいと考えております。

また、もう一つの目的として、我々の考える株式会社の社会的貢献の一つとして、パトロンということがあります。スポーツチームやアートのチームに対して、投資をしていくことがある一定の成功している会社にとって非常に重要な役割だと考えています。そして、水戸ホーリーホックを通した地域の活性化にもお手伝いしていきたいと思っています。

当然ながら、『なぜ水戸?』と思われると思うのですが、水戸ホーリーホック様は先ほど沼田社長がお話されたように、非常に地域に根差して、地域の活性化を大事にしていられる。そして、選手とフロントスタッフの距離が非常に近い。みなさんが一つの目的に全力で頑張っているチームであると考えたからです。また、さらに言うならば、現在は市民クラブとして、資本力等々につきまして、J2の中でもまだまだ不十分なところがあると。我々が参画することでお手伝いできることがかなりあるんじゃないかということで、我々としては全力でサポートしたいという思いのもと、今回の資本提携に至りました。

これからも引き続き、水戸ホーリーホックを通した水戸の町の活性化、地域社会の貢献に力を入れていきたいと思っています。ぜひ、ご協力よろしくお願いします」

【写真 佐藤拓也】

水戸ホーリーホックキャプテン 細川淳矢
「まず、本当にアトラエ様にスポンサーになっていただき、選手として非常に嬉しく思っていますし、誇りを感じています。アトラエ様が利益を出したお金を僕たちに使っていただくことに対して、すごく責任を感じます。選手としては、支援以上ことをピッチの中でも外でも表現していかないといけないと思っています。このクラブに支援してよかったと思ってもらえるように僕たちはまい進していかないといけないと思っています。

それと同時に、アトラエ様とともに水戸ホーリーホックというクラブを作っていけることが楽しみですし、これからさらにたくましくなっていけるという期待感をすごく抱いています。

一つエピソードをお話させていただきたいのですが、先日の柏戦の前にクラブの広報からアトラエ様の社員のみなさんが観戦に来てくれているという報告を受けました。その時にユニフォームを正規の値段で買っていただいたことも教えていただきました。それだけ、僕たちに夢を見てくれているということをすごく感じました。なので、その試合に対しての意気込みは計り知れないものがありました。このチームを応援してよかったと思ってもらえるような試合をしないといけないという思いが相乗効果となったと感じました。

これから水戸を盛り上げていく仲間として、25年間支えてくださった皆様のためにもこれからの未来がすごく大事だと思うので、チーム一体となってこれから水戸をホーリーホックを作っていきたいと思います」

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