J2第28節京都サンガF.C.戦「すべての選手がチームの立ち位置、チームの目指すべき場所、チームのスタンスを理解し、体現したことで手にした勝利」【レビュー】
第26節山口戦後に出ていた危険信号
危険信号は出ていた。それは0対1で敗れた第26節山口戦後の細川淳矢のコメントに表れていた。
「前半から(小川)航基や(福満)隆貴から言われたのは『前からプレスをはめられていない』と。『もっと後ろから声をかけて』と言われました。そういう要求にこたえないといけない」
「全部前からプレスをかけすぎているんじゃないかと。前からプレスをかけてショートカウンターを決めたいという気持ちが強すぎて、そこでボールを奪えなかったときに『ああ~』となってしまうところがあった」
「2人ともガンガン前からプレスをかけて取りに行こうとしてくれていますし、僕らのサッカーを理解してそうやってくれているんだと思います。そこでダメだった時のすり合わせをこれからしていきたい」
攻撃陣と守備陣の意志のズレ。過去を振り返ると、そういった発言が出るのはチームが失速していく予兆となっていた。
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