市原侑祐経営企画室 GM補佐インタビュー「プロサッカークラブで働くことの価値を高めることがチームを強くする(前編)」【インタビュー】
2019年、過去最高の戦績をおさめたチーム同様、
フロントも過去最高の結果を残した1年だった。
過去最多の観客数を記録し、売り上げも昨年比約20%増。
推し進めてきたフロント改革が数字になって表れたと言える。
ただ、チームの変化と比べてフロントの変化は見えにくいもの。
ということで、フロント改革のキーパーソン3名にインタビューを実施。
2回目は昨年に加わり、経営面で大きな役割を果たしている市原侑祐経営企画室GM補佐に話を伺った。
プロサッカークラブの職業価値を上げたいという使命感
Q.市原さんがクラブに加わったのは昨年ですよね?
「2018年の1月です」
Q.どういった経緯だったのでしょうか?
「西村卓朗GMから声をかけていただいたのがきっかけです。Jリーグが運営しているスポーツヒューマンキャピタル(SHC)というビジネススクールに通っていて、そこにゲスト講師として西村GMが来てくれたんです。以前から少し面識はあったのですが、そこで再開したことがきっかけですね。2017年のアウェイ福岡戦の時、たまたま自分も福岡に行く予定があり、試合前にホテルで話をしていく中で『水戸のクラブに入って仕事をしてほしい』と打診されました。強化については西村GMが担当するから、『フロントを変えてほしい。SHCで学んだことをフロント改革につなげてもらいたい』と言っていただきました。それで2018年1月から水戸で働くこととなりました」
Q.SHCではどのようなことを学ぶのですか?
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