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デイリーホーリーホック

水戸ホーリーホック新人広報対談(後編)「広報は一番近くのファン。多くの人にワクワクを伝えたい」【インタビュー】※無料記事

【写真 米村優子】

青木真波さん(写真左)&土屋由実さん(写真右)

昨年から積極的な社内配置転換を行っている水戸ホーリーホック。
今年は広報担当の変更がありました。
新たに広報をまかされたのは2月と5月に入社したばかりの女性社員2人。
どのような思いで入社し、どのような考えで業務に取り組んでいるのでしょうか。
水戸の情報発信のカギを握る2人にお話を伺いました。

「SNSを通して親近感を持ち続けてもらいたい」(土屋)
「選手が楽しんでメディア対応をしてくれる」(青木)

Q.2人はどのような役割分担なのですか?
土屋「前任から引き継いであまり日が経っていないので、今のところそこまで明確にはありません。どちらかというと、お互いに強みを生かしながらカバーをしていこうと思っています。やりながら、どういう形が最適なのかを考えながら分担していこうと思っています。その都度、いいように変えながらやっていきます。私の方が数か月先に入りましたが、ほぼ同期みたいなもので、お互いに『はじめて知った』ということがたくさんあります」

Q. 昨年までは広報は広報、チケットはチケット、営業は営業で分かれて業務を行うことが多かったと思いますが、今の水戸は広報とマーケティングなど『チーム』を組んで仕事をすることが多いですね。横のつながりが非常に強くなっている印象があります。
土屋「グッズ担当ともよく一緒に仕事をしますね。たとえば、新グッズの紹介で選手たちに出てもらう際、誰にするのかを一緒に考えて、私たちの意見を聞いてくれます」
青木「2人でキャッキャ言いながら決めています(笑)」
土屋「楽しい仕事です(笑)。いろんな選手を出してあげることは意識しています」

Q.中断期間中もSNSやオウンドメディアで毎日情報を発信していました。
土屋「スケジュールを広報とマーケで共有していました。広報の発信として考えるのではなく、クラブ全体の発信として何も発信がない日を作らないようにしました。中断期間中はファン・サポーターの方が『サッカー』『Jリーグ』『水戸ホーリーホック』から離れてしまうことが起こり得る時期だったので、そうならないためにもSNSやWEBメディアは一番力を入れるべきだと思い、毎日何かしら発信することを心掛けました。でも、実際は素材が多くて、出したくても編集の時間が間に合わずに出せなかったものも結構あるんですよ。選手たちがキックベースをした映像もあるのですが、まだ出せていません(笑)」

Q.ピッチの中に入って写真を撮ることを禁止されているクラブが多い中、水戸の広報は許されています。
土屋「それが普通だと思っていました。今までマネージャーをやっていたので、ピッチの中にいるのが当たり前という感覚で勝手に入っていました(笑)。監督がオープンな方でよかったです(笑)。ただ、いろんなテイストの写真を載せようとは思っています。いろんなタイプのファンがいますから。コーチングスタッフのファンもいるので、ちゃんと載せるようにしています」

Q.どのチームもSNSに力を入れていると思いますが、水戸ならではのよさは何だと思いますか?
土屋「ファンの方との距離も含めて、とにかく距離が近いチーム。そこは水戸に来て、一番驚きました。今はファンと接することはできませんが、SNSを通して親近感を持ち続けてもらいたいとは思っています」
青木「これだけは負けないと思っているのは、選手が楽しんでメディア対応をしてくれること。たとえばグッズの撮影の写真がすごくカッコいいんですよ。いつか選手がファッション雑誌からオファーが来るぐらいアピールしていきたいと思います」

【写真 米村優子】

「楽しく仕事をしないと、楽しさは伝わらない」(土屋)
「ワクワクしている感じを多くの人に伝えたい」(青木)

Q.クラブから「広報をこう変えてほしい」みたいな指示はあるのですか?
土屋「行動の価値を最大化するために自分たちは何ができるか。広報だからできることがある。クラブとして、表に出すことの大半を担っている仕事。そのことに関して、私たち2人にかかっている。広報がしっかり仕事をしなければ、クラブがどんなにいいことをしても表に出ないわけで、しっかり出していけるようにしたいと思っています」
青木「私は面接の時に、『今まで女子スタッフが少なく、女子目線が足りなかった』と言われたので、そこを前面に出していこうと思っています。あと『攻めること』ですかね。今は学びの時期で守りの時期なのですが、これから仕掛けられることはたくさんあるかなと感じています」

Q.水戸の選手たちは広報活動に協力的ですか?
土屋「とても理解があって協力的です。本当にありがたいです」
青木「入社して間もないころ、選手に頼みに行こうと思ってウロウロしていたら、(本間)幸司さんが『どうしたの?』と聞いてくれて、その選手を呼んでくれて仕事ができちゃったんです。すごく優しい選手ばかりです。助けられてばかりです」
土屋「(秋葉忠宏)監督にも助けられてますね。このクラブはMake Value Projectをはじめ、ピッチ外の選手教育にも力を入れているから、本当に選手たちがクラブの活動を理解してくれているんです。自粛期間中も選手たちに助けてもらいました。先ほど話した船谷の件の通り、自分で考えて行動できる選手ばかりなんです。やっぱり、このクラブにいたら、そういうことが身につくんだなと実感しています。自粛期間中はそういう前向きの発見が多かったです」

Q.特に接しやすい選手は?
土屋「みんな、接しやすいですよ。しっかりメディア対応をしてくれますし。ただ、やっぱりホソさん(細川淳矢選手)は素晴らしいですね。動画を一つ撮るにしても、『何の目的で撮るのか』ということまでちゃんと理解して、自分で提案もしてくれる。こちらが求めているよりも、上のことを提供してくれます」
青木「ホソさんは自分の役割を考えてくれます。『このメンバーなら、俺はくだけた方がいいよね』とか言ってくれるんですよ。『くだけた感じで』なんて、こちらからお願いできないじゃないですか(笑)。でも、それを理解してくれて、対応してくれるんです。神です」
土屋「こちらとしては、普段のキャラクターを出したいんです。だから、あまりオーダーしすぎないようにしています。みんな、それぞれの個性が出ればいいと思います」
青木「あと、(奥田)晃也くんがすごくいいキャラをしているんですよ(笑)」
土屋「周りの人を笑顔にする能力がある人」
青木「奥田ワールドは面白いですよね」

Q.いよいよリーグ戦がはじまりますね。(取材は6月26日に行いました)
土屋「チームに対して不安はありません。自分たちがちゃんと仕事をして、多くの人に情報を届けるようにできるかどうか」
青木「リーグ再開前はワクワクして眠れませんでした。ツッチーは“お仕事の時は”几帳面で(笑)、すごくよく確認するのですが、私は『大丈夫だよ』みたいな感じで仕事をしちゃうので、ツッチーは心配していると思います(笑)。SNSは2人で連係しながら発信していますが、やっぱり私たちがワクワクしている感じを多くの人に伝えたい。私たちが緊張したり、『仕事だから』と思って発信すると、見る人にそれが伝わっちゃうと思うんですよね。なので、私たちがワクワクすることが大事だと思っています。ワクワクを伝えたい」
土屋「楽しく仕事をしないと、楽しさが伝わらない。広報は一番近くのファンだと思っています。私たちがよさを分かっていないと、多くの人によさを伝えることはできません。『みんなに知ってもらいたい』『みんなに伝えたい』という気持ちを大事にしたいです」

Q.リーグ戦がはじまると、また新たな魅力が発見できるでしょうね。
土屋「今まではパーソナルな部分のよさがたくさん見られましたが、これからはサッカー選手としてのよさをたくさん見ることができます。そこをファンの方々には楽しみにしてもらいたいです」

(取材・構成 佐藤拓也)

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