J2第22節ザスパクサツ群馬戦 「首位撃破の力を本物にできるか。『今の水戸』のすべてをぶつけて、ダービーを制せ!」【プレビュー】
メンバー選考に悩む指揮官
前々節琉球戦、終了間際の失点で痛恨の逆転負けを喫した。第17節栃木戦と似たようなショッキングな敗戦に選手たちは大きなショックを受けないわけはなかった。しかし、そこから立ち上がり、前節では首位の北九州を敵地で撃破。チームとしての力を見せつけた。
中3日という短い時間で立て直せた要因は沖縄でのミニキャンプだ。琉球戦後もそのまま沖縄に滞在し、北九州戦に向けての調整を行った。選手同士で寝食を共にしたことで、「今シーズン一番濃い話ができた」(山田康太)という。また、「キャンプみたいに昔に戻ってやり直そうという感じもあったと」と岸田翔平が振り返るように、今季のチームの出発点ともいえる沖縄キャンプと同じ宿に泊まり、同じ練習場でトレーニングをしたことによって、連戦が続くイレギュラーなシーズンながらも、フレッシュな気持ちを取り戻せたことも大きかった。だからこそ、大きなショックから立ち上がるだけではなく、チームとしての絆を今まで以上に深めて試合に挑めたことが北九州戦の結果につながった。
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