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デイリーホーリーホック

【動画】小島耕社長インタビュー「より強く攻めの経営をするためのクラウドファンディング」【インタビュー】※無料記事

水戸ホーリーホックは新型コロナウイルスの影響により、今期の営業収益が約9千万円の赤字が見込まれており、今後に向けて経営を強化するためにクラウドファンディングを11月1日から実施しています。

どういう意図で、そしてどういうビジョンを持って、クラウドファンディングをはじめたのでしょうか。
小島耕社長に話を伺いました。

クラウドファンディングの詳細はこちらから。
https://readyfor.jp/projects/Hollyhock2020

Q.クラウドファンディングを実施するに至った経緯を教えてください。
「今期の営業収入と9月からはじめている第三者割当増資の着地点がある程度見えてきました。赤字の幅をできる限り小さくして、純資産を増やしていくための努力をこれからも続けていきます。コロナ禍ではありますが、それでも来季以降攻めの経営をできるような基盤を作りたいと考え、今季はファン・サポーターのみなさんにいろんなお願いをさせてもらっているので、非常に悩みはしましたが、クラウドファンディングという形でさらにみなさんにご協力をお願いすることにしました」

Q.今期は約9千万円の赤字が見込まれているということですが、攻めの予算を組んだ中で新型コロナの影響が出て、これだけの赤字が出てしまうということなのでしょうか?
「まだ予測値なのですが、昨季の営業収入7億5200万円より増収の可能性が見えてきています。ただ、我々はフロントの人件費もチーム強化費も今期は多少攻めた予算を組みましたので、そこでの赤字が出てしまう。コロナ禍にならなければ、我々としては予算を達成する売り上げを見込めていましたし、経営の判断としては間違えていなかったとは思います。コロナ禍になってしまい、入場料収入がかなり落ち込んでしまいました。そこが一番の想定外でしたね」

Q.昨季は過去最高の観客数を記録しました。それだけに今季はさらに入場料収入を大きく見込んでいた?
「昨年入場料収入は増えましたが、『11のゴール』で示しているように、今期は有料入場者数をもっと増やせると考えていました。お金を払ってチケットを購入いただき、スタジアムに来ていただく方を増やしていく。そこはまだまだ伸びる余地はあると思っていました。その部分に関して、かなり痛手となりましたね。今季の開幕戦でかなり多くの有料入場者数を記録しただけに、コロナ禍は想定外でした」

Q.クラウドファンディングを実施する際、かなり葛藤があったのでは?
「ものすごくありました。今年はサポーターのみなさんにグッズもたくさん買っていただいていますし、いろんなお願いをさせていただきました。ファン・サポーターのみなさんのお財布を僕ら水戸ホーリーホックが痛めつけている認識はありますから、これ以上ご協力を仰ぐというところで、僕自身判断するのにものすごく悩みました。他クラブが行っていたから追随するわけではありません。夏にクラウドファンディングを行うクラブが多かったですが、そこで行うことは考えませんでした。できる限り、営業努力をして、事業収入を増やしていきたいと思っていましたし、できればクラウドファンディングをせずに今期を終えたかったというのが本音です」

Q.それでも実施するに至ったのはなぜでしょうか?
「実際、コロナ禍によるJリーグの観戦プロトコルがおそらくこれ以上緩和しないだろうと。ケーズデンキスタジアム水戸の場合は上限5600人の状況での運営が続くだろうということが見えてきました。その条件で運営をさせていただいて、ある程度の来場者の読みができて、経営の着地点が見えてきたところでやらざるを得ないという判断になりました」

Q.目標金額3100万円というのはかなりハードルが高いように感じます。
「水戸のクラブの規模を考えてもかなり高い数字を目標に置きました。サイトを見ていただければ、いくら集まっているか分かるようになっているのですが、僕らは常に『できっこないを、やらなくちゃ』をキーワードに置いていますし、高い目標を置くことによってファン・サポーターのみなさんにも当事者意識を持ってもらえるかなという思いもあります。3100万円を目標にしていますが、3100万円が集まらないとクラブの経営が立ち行かなくなるわけではありません。でも、みんなで大きな目標を目指すということに意義があると思っていて、おそらく到達するにしても、締切ギリギリまで届かないという金額だと思っています。そのあたりをみなさんと一緒に追っていくというストーリーを大事にしていきたいと思っています」

Q.3100万円が集まると何があるのでしょうか?
「まず、赤字の額がだいぶ圧縮されるので、その分、来季の選手人件費に投下できるようになります。いわゆる、来季以降攻めの経営ができるようになる。僕らは第三者割当増資がうまくいきつつあるので、攻めの経営ができつつあるのですが、クラウドファンディングを成功させることができれば、より強い攻めの経営ができるようになります。債務超過を消すことだけでなく、次のステップを目標に準備を進めています」

Q.リターン品はすでに完売したものもありますが、これからさらに増える予定ですか?
「僕との食事の注文が1件も入らないので、増やさざるを得ないかなと思っています(笑)。達成へのストーリー作りに関して、これからいろんなことを仕掛けていく予定ですので、ぜひ期待してもらいたいと思います」

Q.主力の流出を防ぎたい。そのための資金作りでもあるのですね。
「おそらく来シーズンに向けて、選手移籍は起こると思います。我々が望まない選手移籍が起きてしまう可能性もあります。でも、僕らは指をくわえて見ているわけにはいかない。第31節福岡戦を見て、サポーターのみなさんはいろんな感情があったと思います。僕もいろんな感情がありました。ただ、プロは経済原理が働く世界。選手たちに罪はありません。でも、僕たちは残したい選手を残せないという悔しい思いをたくさんしてきました。そんな歴史を早く断ち切りたいというのが僕の思いです」

Q.シーズン終了までクラブとしてはどのようなビジョンを持って運営していきますか?
「トップチームはみなさんがご覧いただいているように、毎試合着実に前進しています。お客様を魅了する面白いサッカーができてきていると思っています。なので、残り試合をしっかり戦い切ってくれると思っています。フロントは来季への準備もはじまっています。おそらく来季に向けてのオフ期間は短くなります。今季の戦いをしながら、来季の準備をするイレギュラーなシーズンになりますが、それでも全力疾走できる体制を作っていきたいと考えています。そのためにもこうやってみなさんにご協力をお願いさせていただいている次第であります」

Q.サポーターにメッセージをお願いします。
「今シーズンは本当にみなさんにお願いばかりで、今回のクラウドファンディング実施をするかどうか葛藤する期間もありました。でも、実施した以上はみなさまから多くの支援をいただき、目に見える形でクラブを発展させてお返しをしたいと考えています。どうか、みなさまからの熱いご支援をお待ちしております。これからリターンの商品も増えていくと思いますので、そのあたりも日々ご注目いただき、数字だけでなく、我々がどんな仕掛けをするかということも楽しんでいただければと思っています。どうぞよろしくお願いします」

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