デイリーホーリーホック

J2第39節徳島ヴォルティス戦 秋葉忠宏監督「水戸ホーリーホックはホームで負けない。この一体感を継続して、そういう歴史と伝統を作っていきたい」【コメント】

「我々のホームで相手を昇格させるわけにはいかないという強い思いであり、覚悟みたいなものがああいう執念となって、ゴールにカギをかけてくれたんだろうなと思います。今日は3千人以上のサポーター・ファミリーが来てくれた中、スタジアムとの一体感がいろんな圧力となって相手に襲い掛かることによってこういうゲームになったんだろうなと強く感じることができました。本当に全員で勝ち取ったゲームだったと思います。外から見ても頼もしかったです。手拍子もそうでしたし、スタジアムの空気が我々の背中を常に押してくれていました。そういうことを存分に感じることができていました。これがホームゲームだと思っていました。最近、ホームでの勝率が高まっていますし、ほとんど負けなくなってきました。これを水戸ホーリーホックの歴史であり、伝統にしていきたい。水戸ホーリーホックはホームでは負けない。相手に『水戸のホームでは勝てないんだよな』と言わせるようにしたい。この空気感や一体感を継続して、ホームでは勝てるような歴史と伝統を作っていきたいと思います。

試合は狙い通り、選手たちは柔軟に対応力を持って臨機応変に戦ってくれました。さすがだなと思いました。PKに関しても、牲川だけでなく、普段から河野GKコーチを含めたGKグループが素晴らしいトレーニングしてくれているからこそ、PKストップにつながっていると思います。GKグループすべての力が結集したプレーだと思っています。

平塚は今日の試合出られるかどうか分からない状況でしたけど、ケアをしっかりしてもらって、90分出られるようにしてくれた。もちろん、平塚自身のケアもあったと思いますが、トレーナー陣含めて全員がいい状態で平塚をピッチに送り込んでくれたことがあのFKにつながったと思っています。(山口)一真がいない中で左足のスペシャリストが誕生した瞬間でした。

さっきから言っていますが、サポーターや水戸ファミリー、スタッフ含めて、すべての力が一つになった勝利だったと思います。3千人以上の観客を集めてくれたのはクラブスタッフのおかげだと思っています。すべての方の力が結集した素晴らしく、価値のあるゲームになったと思っています」

Q.立ち上がりはプレスがはまらなかったと思いますが、そこから修正できたのは選手たちの柔軟性によるものなのでしょうか? また、細川選手を投入してから前向きの守備ができるようになったことについては?

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