デイリーホーリーホック

「いじめや差別をしない、させない、見逃さない。水戸地方法務局、茨城県人権擁護委員連合会と人権啓発活動連携協定締結」【HHレポート】※無料記事

【写真 米村優子】

現在開催中の東京五輪でコンセプトの一つとして掲げられる「多様性と調和」。
水戸ホーリーホックは様々な人種、民族、国籍の選手やスタッフが在籍している中、サッカーを通じて「多様性と調和」を実現しているクラブの一つです。
そんな水戸ホーリーホックを通じて、人権に対する興味や関心、取り組みを広げようと7月3日、水戸地方法務局、茨城県人権擁護委員連合会と人権啓発活動連携協定締結式が実施されました。

【写真 米村優子】

これまでホーム戦で年1、2回の人権啓発活動が実施されていましたが、長期化するコロナ禍の中で非接触型の啓発を展開しようと、年間を通じて活動が継続されます。
人権イベントの開催、選手を起用した啓発ポスターや文具類を作成し、茨城県内の学校等で配布される予定です。
締結式には水戸地方法務局局長の内古閑禎二さん、茨城県人権擁護委員連合会会長の棯﨑 薫さん、小島耕社長、細川淳矢選手が出席し、連携協定書への署名が行われました。

【写真 米村優子】

内古閑局長は「子どもたちに仲間を想う心やフェアプレーの大事さ、人権の大切さを身近に感じて貰いたいです。水戸ホーリーホックと力を合わせ、その力を借りて、より効果的な啓発活動を行っていきたいです」と強調し、棯﨑会長は「法務大臣の委嘱を受け、市民の幸せを願って活動しています。ますます素晴らしい啓発ができることを約束し、人権問題に関心を持って貰いたいと思います」と語っていました。

【写真 米村優子】

小島社長は「ゲームの勝敗だけでなく、人権啓発活動にもっと興味を持って貰えると嬉しいです」と挨拶し、細川淳矢選手は「選手として、人権啓発活動に参加できることは嬉しく思いますし、発信していきたいです。もし身近でそういうことが起きれば、積極的に対応していきたいです。サポーターの子どもたちには、もしいじめられている子がいれば、手助けしたり、アクションを起こすなど、人権活動を広げていって欲しいです。皆さんで協力していくことで活動が広がるので、よろしくお願いします」と訴えていました。

【写真 米村優子】

水戸ホーリーホックがいじめや差別、誹謗中傷、あらゆる差別の解消のお手本となり、全ての人の人権が尊重される社会を地域と共に築いていくことでしょう。

【写真 米村優子】

(米村優子)

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