デイリーホーリーホック

秋葉忠宏監督「選手が移籍してしまうのは痛いけど、誰かに頼るチーム作りはしていない。ベースを維持しながら今までと違った色を出したい」【コメント】【練習レポート】

Q.かなり刺激的な中断期間となっていますね。この選手の入れ替わりが激しい状況を監督としてどのように受け止めていますか?
「日本初のヨーロッパ型のクラブになってきたという印象ですね。日本のプロサッカーの歴史は約30年。選手の移籍は珍しいように感じられていると思いますが、ヨーロッパでは当たり前。ステップアップすることもあれば、出場機会を求めて下のカテゴリーのチームに行くこともあります。戦力として求められてオファーが届くことは当たり前のこと。1年という期間でなく、半年や3か月で選手が動くことはヨーロッパや南米では当たり前です。日本もこれからそうなっていくと思います。水戸は日本で最も早くヨーロッパのクラブに近づいている。これからリーグの歴史を重ねていくと、優勝を狙うチームと上位を目指すチーム、そして残留を目指すチームといった感じに分かれていくと思います。育成型のクラブとして、選手を育てながら、結果も残すということは一つのクラブのあり方として大切だと思っています。そういうクラブがあって当然。そうやりながら、クラブとして体力をつけていって、どんどん資金力を高めていって、昇格を狙えるチームになっていけばいいと思っています」

Q.とはいえ、チーム作りに大きな影響があるのでは?

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