デイリーホーリーホック

J2第30節栃木SC戦 「栃木をKO寸前まで追い込むもゴールをこじ開けられず。ダービー10連覇を逃す、屈辱のスコアレスドロー」【レビュー】

【写真 水戸ホーリーホック】

“これぞダービー”と思える激戦

終盤、水戸の勝利への執念をはぐらかすように、プレーが切れるたびに時間をかけてくる栃木の選手たち。両チームの意地がぶつかり合うダービーらしい展開が続いた中、後半にギアを上げて攻め込んだ水戸が栃木をKO寸前まで追い込んでいたことをその光景が表していた。

勝負の一手を出して、ゴールをこじ開けることができるか。最大のチャンスは88分に訪れた。大崎航詩が上げたクロスを中山仁斗が相手のマーカーを体で抑えながらボレーシュートで合わせる。しかし、中山仁の足が真芯をとらえたボールはGK正面に飛び、防がれてしまう。最後まで水戸は攻め続けたものの、ゴール前を固める栃木の守備を攻略することができず、スコアレスドローに終わった。

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