J2第31節ツエーゲン金沢戦 秋葉忠宏監督「素晴らしい選手たちとホームの雰囲気を作ってくれたファミリーのおかげで苦しいゲームをモノにできた」【コメント】
「非常に苦しいゲームをモノにできたこと、ましてや、ドラマチックなゲームができたこと。素晴らしい選手たちでしたし、ホームのサポーターやファミリーの力、雰囲気や空気感がこういう結果をもたらしてくれたんだと思います。正直にいうと、最初からかなり反応も動きも走力も鈍くて、『この試合どうなるんだろう?』と思うぐらい重たい感じでした。それで、最後まで競ったゲームができたのも、今週はリバウンドメンタリティーというテーマで水戸のユース、ジュニアユース、ジュニアの選手たちと選手が話をした中、そういうことを体現してみせた、実践してみせた。嘘偽りなく、苦しい状況から這い上がるという姿を見せてくれたことが素晴らしかった。当たり前ですけど、ダービー10連覇を逃して、何も感じない選手もスタッフもいませんでした。そのダメージが残っている中、これだけ苦しい展開でも最後しのぐところをしのぎながら、どこかで勝機を伺う。実際、最後に点を取ってみせましたし、その後にはカウンターで我々の選手が5、6人ゴール前まで走っていました。ああいうことができる選手はすごいです。走らせてくれるホームの力、サポーター・ファミリーの力をあらためて感じましたし、とてつもないパワーがあるということを、何十年もフットボールに携わってきましたが、あらためて確認することができたことがうれしかった。僕自身もいろんな感情をもらえた、思い出深い一戦になったと思っています。あとは最後に金沢さんが残留争いをしている中でも最後まで引かずにフットボールを正々堂々してくれた。すべての要素が重なって、こういう劇的な素晴らしいゲームになったと思っています。Jリーグ全体でこういう試合を多く見せられるように、水戸ホーリーホックとしても常にこういうゲームができるように、また選手たちと頑張っていきたいと思います」
Q.苦しいゲームでした。特にサイドバックの裏を狙われましたし、サイドMFもいい形でボールを触れませんでした。
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