デイリーホーリーホック

「水戸市サッカー協会が14 年連続クラブに寄付金を贈呈」【HHレポート】※無料記事

【写真 水戸ホーリーホック】

10月24日、ホーム岡山戦の試合前、一般社団法人水戸市サッカー協会から水戸ホーリーホックへ寄付金の贈呈式が実施されました。

この寄付金の始まりは、水戸市サッカー協会の元理事で、現在は副会長を務める株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホックの沼田邦郎会長が、2008年にホーリーホックの社長就任したことがきっかけ。
沼田会長率いるクラブを支援しようと、水戸市サッカー協会は毎年継続して寄付金の贈呈を行っています。
今回は同協会の第1種委員会に所属し、シニアリーグと市民リーグに参加中の18チームから集めた20万円を寄付しました。
水戸市サッカー協会は、担架隊、ボールパーソン、審判委員などボランティアでホームゲームを支え、試合運営においても欠かせない存在です。
澁谷安泰志理事長は「『沼田邦郎を助けよう』というのが出発点。水戸市サッカー協会とホーリーホックは一心同体のようなもの。我々はプロの試合を生観戦出来る喜びを感じながら、恒例行事として取り組んでいます。これらは沼田邦郎の功績であり、僕らはそれを継承してきただけ。コロナ禍でクラブが大変な状況なのは理解していますので、有意義に使っていただきたいです」と語っていました。

また、水戸市サッカー協会は令和元年に一般社団法人へと生まれ変わり、法人化することで新たな展開を試みています。そして、ホーリーホックに期待することは、もちろんJ1昇格。
「やはり新グラウンドが必要。そのための一翼を担う協力をしていきたいですし、それが実現出来た時に法人化した意味を成すと感じています。ホーリーホックは農業参入など色んな仕掛けで収益の道を探って、活路を見出すチャレンジをしている印象。我々はホーリーホックとタイアップする受け皿となり、下支えの部分で一緒になって頑張っていければと思っています。新しいグラウンドの見晴らしの良い席でJ1のゲームを観てみたいです。近い将来、実現出来ると思いますので、益々の応援をしていきたいですね」とエールを送っていました。

地元フットボーラー達の力強い援護射撃を受けながら、クラブはこれからもJ1昇格や新スタジアムの建設に向けて突き進んでいくことでしょう!

(米村優子)

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