デイリーホーリーホック

J2第40節大宮アルディージャ戦 秋葉忠宏監督「高い強度を持ちながら、冷静さやクオリティーやアイデアを出せた非常に素晴らしい試合だった」【コメント】

「前節の磐田戦の悔しさであり、もらった宿題や課題みたいなものに対して、選手たちはこの1週間でしっかりした答えを見せたということが何よりも素晴らしかった。なかなか勝ったことのなかったアウェイの地で、先制されたところだけは少し想定外というか、0対0のゲームを長くしようというゲームプランで入っていましたから、そこは反省しないといけないですが、あれだけ気持ちを入れて圧力をかけてきた大宮さんを相手に前半のうちに冷静にタフに戦い、球際でも戦い続けながら、圧力を受け続けることなく、しっかりと盛り返して、ゴール前で冷静な判断力やクオリティーを出して、誰がフリーなのかも含めて見つけることができていました。強度を持ちながら、冷静さやクオリティーやアイデアが伴った非常に素晴らしいゲームでした。前半2対1で折り返し、後半も受けることなく、強度を落とすことなく、相手を見ながらしっかり3点目を差せたこともよかった。相手が前から来ているところで、仁斗が競り合って、1対1のところで翔太が相手を外して、冷静にGKを見て相手の逆を突くようなシュートを打ちました。磐田が我々にやったような強い勝ち方ができました。これは非常に自信になりましたし、いい成功体験になりました。選手としても、チームとしても、一つ上のレベルに行けたんじゃないかと思っています。ましてや、相手は大宮さんでしたし、アウェイの地ということを考えると、1週間での選手たちの成長スピードの速さ、刺激を受けてから、クオリティーは急に上がらないのに、大宮さんがしっかりフットボールをしてきて、タフにやり合った中での3点だった。かなり価値のあるゴールだったと思います。それも大宮さんが残留争いをしている中でドン引きしたり、ボールを放棄したりすることなく、戦ってくれた結果だと思っています。歯車がかみ合ったことにより、エキサイティングで面白いゲームができたと思っています」

Q.立ち上がりに失点から盛り返して圧力をかけることができるようになりました。前線からプレスがはまった要因は?

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