デイリーホーリーホック

「パートナー感謝会を開催。パネルディスカッションやプレゼンテーションを織り交ぜながら1年間のチームの戦いとクラブの活動を報告」【HHレポート】※無料記事

【写真 米村優子】

12月9日、水戸市千波町の水戸プラザホテルで、パートナー企業を招待して「2021シーズン水戸ホーリーホックパートナー感謝会」が開催され、選手、監督、クラブスタッフらが一年の感謝を伝えました。

【写真 米村優子】

オフィシャルパートナー社数はクラブ史上最多の173社。広告料収入はクラブ史上初の3億円突破の着地見込みとなった今季の水戸ホーリーホック。
シーズン終了後恒例の同感謝会には、秋葉忠宏監督、契約満了が発表された選手以外の選手、トップチームやフロントのスタッフが出席し、Jリーグタイトルパートナーの明治安田生命、プラチナパートナーのタカノフーズ、サッカージャンキーを運営する1009をはじめ、81社137名の招待客が集まりました。
沼田邦郎会長の挨拶後、小島耕社長が深い感謝の意を表し、J2リーグ中17位の予算で10位を記録したチームの結果、話題となった農業参入など事業多角化によるクラブ価値向上を進め、過去最高売上を達成見込みである経営について報告。
新スタジアム整備については、「来年には少し水の上に出すタイミングが来ると思います」と水面下で着実に進展していることを明かし、「持っている夢の大きさは58クラブで一番だと自負しています。多くのご支援で強い後押しをしていただければと思います」と来季のサポートを呼び掛けていました。

【写真 米村優子】

その後、同感謝会の司会進行役を務めたスタジアムDJ・寺田忍さんの選手コールによって、続々と選手が入場すると、最後は秋葉監督が両手を振りながら笑顔で登場。
秋葉監督は「厳しいコロナ禍の中、皆さんの支援のお陰で今シーズンを戦い抜くことが出来ました」と感謝を述べ、「残念ながら1、2位に入れず、昇格は出来ませんでした。Jリーグ前代未聞の4チームが降格する中、選手達が90分間ファイトしてくれたお陰で、残留争いに巻き込まれることなく、しっかりとした成績を残すことが出来ました」と今シーズンを総括しました。
監督就任3年目となる来季に向けては、「来シーズンこそ、皆さんの力を借りて、成績を残そうと思います。ただJ1から4チーム落ちて来ますので、また非常に厳しいシーズンになると思います。一人でも多くの選手に残っていただいて、アグレッシブに獰猛に超攻撃的なサッカーをしたいと思います。変わらぬご支援をお願い致します」と力強く語っていました。

【写真 米村優子】

そして中山仁斗キャプテンは「目標だったJ1昇格を果たせず、本当に悔しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです。シーズンを振り返ると、上手くいったことよりも、上手くいかなかった方が正直多かったです。その中でも最後まで戦い抜けたのは、皆さんの熱い後押しがあったこそだと思っています。来年こそは悲願のJ1昇格できるように、ホーリーホックに関わる皆さんが笑顔で幸せに出来るようなシーズンにしたいと思います」と意気込んでいました。

【写真 米村優子】

その後、壇上の選手や監督らのフォトセッションが行われ、各テーブルでは選手や監督、チームスタッフがパートナーと交流のひとときを満喫。
歓談中は、細川淳矢選手と木村祐志選手、営業部の藤枝剛さんの3人で今季のパートナー企業とのコラボレーションを振り返る「選手×営業スタッフによるパネルディスカッション」が実施され、営業部の眞田光一郎さんは「ホーリーホックの使い方」と題して、企業PR、ブランディング構築、インナーコミュニケーションの活性化などの事例を紹介。
オフザピッチ活動も映像で紹介され、本間幸司選手と元小児がん患者のサッカー少年との再会の様子、タビナス・ジェファーソン選手がフィリピンの孤児院にオリジナルTシャツを寄付した活動など、様々なシーンで選手やクラブが地域貢献したことを報告しました。

【写真 米村優子】

締めの挨拶では、萩原武久顧問が「パートナーの皆さんに育てていただき、本気になってJ1を目指すチームになってきました。まだ限りなくテイクが多いですが、今後は五分五分のギブアンドテイクをしていきたいです。これからも選手に元気とエネルギーを与えて下さい」と熱く語り、盛大な拍手とともに感謝会は幕を閉じました。
最後は選手、スタッフ全員がパートナー一人ひとりとグータッチし、改めて今季の感謝を伝えながら見送りしました。
2022シーズンもクラブとパートナー企業が二人三脚で共に歩みながら、互いの課題解決に取り組み、飛躍を遂げる一年となることが大いに期待されます。

【写真 米村優子】

(米村優子)

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