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「切磋琢磨のグータッチ」【日日の風景】※無料記事

【写真 佐藤拓也】

15日のトレーニングで最も印象的だった一シーンを紹介します。

それはGKトレーニングで見ることができました。
GK陣はフィールドプレーヤーとは別にトレーニングを行っており、河野高宏GKコーチが至近距離でシュートを放ち、それを防ぐとすぐに姿勢を整えて、連続して河野GK横にいる別のGKが打つシュートに対応するというメニューに取り組んでいました。

そこで高いシュート技術を見せたのが山口瑠伊選手でした。河野GKコーチのシュートを止めた後、次のシュートに対応しようとするGKの隙を突くシュートを放ってゴールを立て続けに決めていたのです。

そして、中山開帆選手が順番の時、山口選手は中山選手の股を抜くシュートを決めました。

「いやらしいシュートを打つなぁ」
河野GKコーチは笑みを見せながら、山口選手に言葉をかけていました。

練習とはいえ、股を通されてゴールを決められたことに対して、中山選手が悔しい思いを抱いたことはその後の険しくなった表情から見て取ることができました。

そして、次に中山選手の順番が回ってきた時、再び山口選手は中山選手の股を狙ってシュートを打ったのです。二度も同じ手を食らうわけにはいきません。中山選手は見事な足さばきを見せて、シュートを防いでみせました。

その直後、中山選手だけでなく、山口選手もうれしそうな表情を見せ、2人はグータッチをして喜びを分かち合ったのです。

GK陣はそれぞれ同じポジションを争うライバルではありますが、ともに高め合う仲間でもあります。日々の練習から切磋琢磨し続けることによって互いに成長し合うのです。だからこそ、シュートを打つ側に回っても手を抜くことはないですし、妥協することもありません。正しい競争を繰り広げながら、チームは強くなっていきます。

(佐藤拓也)

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