J2第12節V・ファーレン長崎戦 「定まらない“芯”。前後半での異なる顔があらためて浮き彫りにした今季のチームの最大の課題」【レビュー】
攻守に「つながる」ことができなかった前半
前半は第8節群馬戦の再現を見ているようだった。
劇的な逆転勝利を飾った前節の勢いを持って挑みたかった一戦だが、試合がはじまると、前節後半に見せたアグレッシブな姿勢は影を潜め、守勢を強いられる展開を招いた。
中央を固めてくる相手に対して、序盤から外へのパスとロングボールに終始。ボランチの2人はバランスを取ることを強く意識するあまり、FWとの距離が開き、攻撃のスイッチも守備のスイッチも入れることができず、攻守における連動を欠いた。
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